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平成30年度応募作品
平成30年度応募作品
タイトル | チームで作業実習をしよう! |
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ふりがな | ちーむでさぎょうじっしゅうをしよう |
対象 | 知的障害 |
教科・領域 | その他 |
概要 |
12月上旬に、本校中学部では校内作業実習を行った。2年は、釘を48本ずつ小袋に入れ、袋の口をホチキスで止める作業を担当した。一連の作業工程を学年の生徒全員による分業で行いたいと考えた。そこで、次のような工程を設定した。 ①「12本のかたまりをつくる」→②「①を4セット=48本にする」→③「スライダ-を使い袋に入れる」→④「袋の口を折る」→⑤「ホチキスで止める」→⑥「10袋のかたまりをつくる」→⑦「製品完成数を確認する」 |
学校名 | 埼玉県立春日部特別支援学校 |
制作者 | 石澤ふみ・岡英理子・鈴木隆生・伊藤宏子・横本秀明・岡安誠・関口光雄教諭 |
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ホームページ | http:// |
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工夫① 5以上の数を数えられなくても、12本ずつに釘を分けられるよう、ペグ差しを応用した道具を制作した。これは、おもにストロ-とダンボ-ルを使ったものである。過不足が確認しやすいように、ストロ-を釘の頭が出る長さに調整した。 工夫② 12本の釘を4セット(48本)にするため、牛乳パック(小)を2つ組み合わせたケースを制作した。牛乳パック(小)1つにつき、12本の釘が2セット入るサイズにできた。 工夫③ 12本の道具を片手で持つことができない生徒のため、2つのマグネットでこの道具を挟んで固定した。固定するために用意した鉄製の缶は、釘の受け皿の役割も兼ねた。 工夫④ 48本に揃った釘を一度に、しかも、こぼさずに小袋に移し変えるため、牛乳パック(大と小)を使い、スライダ-を制作した。スライダ-の先は、小袋の口幅に微調整して合わせた。 工夫⑤ 作業の効率を考え見やすい配色にし、楽しさも醸し出てくるように道具の色合いを明るくした。 工夫⑥ 小袋の口が滑りやすく、同じ幅できれいに2回折りすることが難しかった。そこで、小袋の口を巻きつけて折ることができる道具を製作した。 工夫⑦ ホチキスを片手で持つことが難しいため、ホチキス本体を板目表紙に固定し、板目の裏面には滑り止めをつけた。両手を使って押すことができるよう、押す部分には安全面を配慮して、クッション材をつけた。また、板目表紙の表面には、ホチキスで止める位置を合わせるための目印をつけた。 その他 実習後半には、製品の受け渡しの際、「お願いします」、「ありがとうございます」など、工程前後の生徒同士のコミュニケ-ションがとれてきた。 |
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