令和4年度

令和4年度応募作品

タイトル カードゲーム「心のつぶやき」&「考え記録表」
対象 知的障害
教科・領域 自立活動
概要  人は誰しも出来事に遭遇すると、必ず何らかの考えが浮かぶ。これを「自動思考」といいます。「自動思考」は気分に強く影響し、悲観的・否定的な思考は気分を落ち込ませ、言動をネガティブにします。そこで「自動思考」を楽観的・肯定的なものに変えることで気分をアップさせ、言動を前向き(ポジティブ)にさせます。そこで高等部の比較的知的機能は高いが、すぐにネガティブな気分に陥りがちな生徒に対して、自立活動の時間に試みました。使い方は、①12の状況カードの中から選ばせたものを読ませ、そういう状況で自分が考えること(自動思考)を述べてもらう、②考えをうまく表現(言語化)できない時は、ポジティブ思考とネガティブ思考が書かれたカードから二択で選んでもらう、③ポジティブ思考した時とネガティブ思考した時それぞれの気分の違いを「考え記録表」に記入させ、考え方次第で気分も大きく変わることを指摘して気づかせる、などです。
学校名 上尾特別支援学校
制作者 鈴木 康之
コメント  ねらいや使い方で述べた内容を言葉だけで生徒に“説明”しても理解や実感として捉えるのが難しいようです。また、単なるプリント学習でも生徒の学習に向かうモチベーションが上がらず、どうしても“説得的”になってしまいます。そこで、生徒が好むカードゲームで“楽しく遊びっぽく”、かつ生徒の「実感」として体感させるために、このような形を考えました。この学習の成果ですが、まだ学習を開始したばかりで「考え方」(自動思考)や「気分」の変容は対象生徒について確認できていません。さらに、「考え方」や「気分」は外からは容易に観察で
ホームページ n749331@pref.saitama.lg.jp
リンク
参考資料
画像1
画像2
画像3
資料・動画1  situation cards(自動思考教材).docx
資料・動画2
画像4
画像5
画像6
資料・動画3  自動思考のパターン.docx
資料・動画4