令和3年度

★特別支援教育自作教材教具ライブラリー

タイトル アルミホイルアートをつくろう / 台座をつくろう
対象 知的障害
教科・領域 美術
概要 ・アルミホイルを使用し、金属性物質特有の光沢があることや、丸める、ちぎる、くしゃくしゃにする等して変形していく素材であることに気づく。
・クラスごとにテーマを相談しながら決め、テーマに沿った世界観を考えて形を作る。
・各クラスの作品を鑑賞することで、テーマによって異なる作品それぞれの違いに気づき、美しさを感じる。 
制作者 大関 莉子
コメント ・今回は「クラスごとの共同作品をつくる」という名目で授業を進めた。小集団の中で、活動も他クラスの担任教諭中心に進めていたため、クラスごとに特色が異なる、面白い作品となった。
・最終日は美術室で一斉に集まり、部屋を暗くした中でアルミホイルアートを電球で照らしながら鑑賞会を行った。しかし、50分間鑑賞の時間だったため、生徒の実態によっては鑑賞し続けることが難しく、飽きてしまう生徒もいた。鑑賞は短時間で、クラスごとに作品を見て回るでもよかった。
・アルミホイル自体は、金属製でもあるが、柔らかく加工しやすいものでもあったため、比較的楽しんで活動に取り組む生徒が多かった。
ホームページ https://habataki-sh.spec.ed.jp/#!#page:1&frame_id:179
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タイトル オリジナルボードゲームをしよう
対象 肢体不自由
教科・領域 算数 / 数学
概要 【子どもの実態に応じて工夫した点】
・1から10までの数詞、数字をマッチングさせることを目的として、楽しく学べる様に作成した。
・手指の操作性に差があるので升目は大きくし駒を置きやすくすると共に、駒を動かすときに間違えないように形や大きさを統一し単純化した。
・盤面にはホワイトボードを利用し、駒に磁石をつけることで盤面を動かしたときに駒がずれることを防ぐなど工夫した。
制作者 入江 直人
コメント ・生徒の実態にあった教具を作成したことで、生徒達が自分たちで駒を動かすなど主体的な取り組みが見られた。
・今後も生徒の成長に合わせて、ルールを増やすなど改善しながら取り組めるようにしていく。
ホームページ http://www.wako-sh.spec.ed.jp/
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タイトル オリジナル縁起熊手を作ろう
対象 知的障害
教科・領域 美術
概要  うちわをベースに飾り付け、『縁起熊手』を作った。日本古来の風習である『縁起熊手』や、縁起物とされる飾りや言葉について知るとともに、好きなものを集め飾り付けることで自己表現をすることをねらいとした。縁起熊手の由来や酉の市の様子をプレゼンテーションソフトで学習する活動を制作前の導入とした。材料と作り方の手順書を置いたブースを毎回用意し、どの飾りを作るのか自分で選択できるようにした。
制作者 榊原 和美
コメント  『家内安全』『無病息災』などの文字を毛筆で書く「文字飾り」や、「水引飾り」、「紙垂飾り」などを作ることができるキットを用意した。視覚的にわかりやすい説明書や制作の助けになる型紙などを添えた。『縁起物』以外にも、自分の『好きなもの』も飾り付けてよいという条件にしたところ、好きな芸能人や車などを何枚も印刷して貼り付けたり、自分で描いたイラストや、粘土細工で作った好きなキャラクターを中心に飾るなど、夢中になって飾り付ける姿が見られた。また、最後に行った完成発表会では、自分の好きなものを詰め込んだ熊手に対してこだわって説明する姿が見られた。友達の完成発表をお互いに見聞きすることで、自他を認め、称賛し合うことができた。
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タイトル コロコロレール
対象 肢体不自由
教科・領域 国語
概要 【子どもの実態に応じて工夫した点】
・絵本やパネルの好きな児童に追視する力を身につけて欲しくて作成した。
・国語の学習で読み聞かせをする際に活用している。
・塩化ビニールパイプ・カラーボール・ラミネートしたイラストを用いて作成しており、1つのボールあたり、2枚の絵を使用できるレールとなる。
・塩化ビニールパイプの角度だけでなく、レールの幅を広げることで、ラミネートしたイラストと干渉してボールの動きをゆっくりにすることができる。
制作者 小長谷 尚弘
コメント ・この教材を使用した活動では、絵本に繰り返し出てくるフレーズを言う際に転がしている。
・ただのボールではなく、イラストを付けていることで絵本が好きな児童も注目してくれる。
【参考資料】
・イラストは『作・絵:森のくじら/作品名:おやまさんかくころころりん』を使用。
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タイトル ダンボールde版画
対象 知的障害
教科・領域 図画工作
概要  版画の学習において、これまで学習したことがある粘土を伸ばす動作をとりいれうようにし、素材をダンボールにした。素材作りの際にも道具を扱う活動を取り入れ、児童の活動を多く設定した。児童がすくない支援で一人でできることが多い活動であったため、収集して取り組める。ダンボールの凸の部分がより浮き出るように、蛍光絵の具を使い、刷る紙を黒い画用紙にして、ダンボールの凸の部分がよりうきでるように工夫した。
制作者 秋葉 裕子
コメント
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