令和3年度

★特別支援教育自作教材教具ライブラリー

タイトル メモクリップ(陶芸作品)
対象 肢体不自由
教科・領域 美術
概要  粘土遊びの延長で、粘土を触った時のヌルッとした感触や、手に伝わる違和感や嫌悪感を出来るだけそのまま作品に残したかった。
 そのままの立体(オブジェ)や文鎮やペーパーウェイト等の作品にすることも可能だが、今回はメモスタンドの形式をとった。
制作者 安藤 政夫
コメント  生徒の感覚を残した作品にすることと、実際に使用できる用途をもったデザインの両立を狙って題材を用意したが、メモスタンドという用途があるため、逆に粘土の部分にあまり視線が向かない傾向があり残念だった。
ホームページ http://www.wako-sh.spec.ed.jp/
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タイトル マジックテープ箱
対象 肢体不自由
教科・領域 自立活動
概要 ★マジックテープをふたの上につけて、箱の中身が見えないようにし、テープをはがすと、箱の中身がとれるもの。
制作者 飯嶌 樹
コメント 【子供の実態に応じて工夫した点】
・箱の下に滑り止めを貼った。
・段ボール箱のマジックテープを貼る部分は、テープで補強した。
・マジックテープの接着部分が、ざらざらして触りたくない子もいるので、フェルトを伸ばした。
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タイトル デカルコマニー あきのはっぱをつくろう
対象 肢体不自由
教科・領域 美術
概要  手指の動きに難しさがあり、「絵を描くこと」に苦手意識を持っている生徒もいる。線で「描く」こと以外の表現する力をつけることをねらい、題材を設定した。テーマにあった色の絵の具を選び、隣り合う色や自分のイメージに合わせ、画用紙に直接絵の具をたらす。絵の具を内側に2つに折り、手でこすって絵の具のつぶれる感触を感じながら制作した。開いた時の思いがけない模様や色合いを楽しみながら作品をつくることができた。
制作者 北 みなみ
コメント  テーマを設けることで、より「色」に注目しながら制作することができた。紅葉した葉を見てどんな色があるか意見を出し、赤、オレンジ、黄色、茶色、緑といった色の配置を考えたり、自分のイメージに合わせて絵の具を置いたりして制作した。好きなところに絵の具を置けるよう、画用紙は切り取らずA4サイズ程度のものを使用した。「デカルコマニー」という技法の、折って開く工程を繰り返すうちに、画用紙の中心付近に絵の具を置くことができるようになり、様々な表情の葉を制作することができた。同じテーマでも生徒により印象の違う作品がたくさんでき、さらにそれを一つの木としてまとめて鑑賞することで、表現の違いについても注目することができた。
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タイトル ダンボールde版画
対象 知的障害
教科・領域 図画工作
概要  版画の学習において、これまで学習したことがある粘土を伸ばす動作をとりいれうようにし、素材をダンボールにした。素材作りの際にも道具を扱う活動を取り入れ、児童の活動を多く設定した。児童がすくない支援で一人でできることが多い活動であったため、収集して取り組める。ダンボールの凸の部分がより浮き出るように、蛍光絵の具を使い、刷る紙を黒い画用紙にして、ダンボールの凸の部分がよりうきでるように工夫した。
制作者 秋葉 裕子
コメント
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タイトル コロコロレール
対象 肢体不自由
教科・領域 国語
概要 【子どもの実態に応じて工夫した点】
・絵本やパネルの好きな児童に追視する力を身につけて欲しくて作成した。
・国語の学習で読み聞かせをする際に活用している。
・塩化ビニールパイプ・カラーボール・ラミネートしたイラストを用いて作成しており、1つのボールあたり、2枚の絵を使用できるレールとなる。
・塩化ビニールパイプの角度だけでなく、レールの幅を広げることで、ラミネートしたイラストと干渉してボールの動きをゆっくりにすることができる。
制作者 小長谷 尚弘
コメント ・この教材を使用した活動では、絵本に繰り返し出てくるフレーズを言う際に転がしている。
・ただのボールではなく、イラストを付けていることで絵本が好きな児童も注目してくれる。
【参考資料】
・イラストは『作・絵:森のくじら/作品名:おやまさんかくころころりん』を使用。
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