令和3年度

★特別支援教育自作教材教具ライブラリー

タイトル 花火を打ち上げよう(平面)
対象 知的障害
教科・領域 図画工作
概要  クレヨンと絵の具を使った表現の仕方を知ること、友だちと一緒に作品を作る楽しさや達成感を味わうこと等をねらいとして作成した。
道具は、クレヨンとローラーのみでほとんどの児童が使い方を理解し、自信を持って使うことができた。
友だちとの共同作業で、様々な色や模様が交じり合う様子を楽しみながら取り組んでいた。
完成した作品を壁に貼って見ることで、花火のイメージとの結びつきや友だちと一緒に作ったことの達成感などを味わえるようにした。
制作者 遠藤 綾乃
コメント <製作工程>
① 花火の映像や写真、イラストを見て、花火のイメージを持つ。
② 教員のお手本を見て、作るものやクレヨンは絵の具をはじくことを知る。
③ 大きな紙にクレヨンで花火を描く。(模造紙1枚につき3人ずつくらい)
④ 上から、黒や紺の絵の具をローラーで塗る。
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タイトル アルミホイルアートをつくろう / 台座をつくろう
対象 知的障害
教科・領域 美術
概要 ・アルミホイルを使用し、金属性物質特有の光沢があることや、丸める、ちぎる、くしゃくしゃにする等して変形していく素材であることに気づく。
・クラスごとにテーマを相談しながら決め、テーマに沿った世界観を考えて形を作る。
・各クラスの作品を鑑賞することで、テーマによって異なる作品それぞれの違いに気づき、美しさを感じる。 
制作者 大関 莉子
コメント ・今回は「クラスごとの共同作品をつくる」という名目で授業を進めた。小集団の中で、活動も他クラスの担任教諭中心に進めていたため、クラスごとに特色が異なる、面白い作品となった。
・最終日は美術室で一斉に集まり、部屋を暗くした中でアルミホイルアートを電球で照らしながら鑑賞会を行った。しかし、50分間鑑賞の時間だったため、生徒の実態によっては鑑賞し続けることが難しく、飽きてしまう生徒もいた。鑑賞は短時間で、クラスごとに作品を見て回るでもよかった。
・アルミホイル自体は、金属製でもあるが、柔らかく加工しやすいものでもあったため、比較的楽しんで活動に取り組む生徒が多かった。
ホームページ https://habataki-sh.spec.ed.jp/#!#page:1&frame_id:179
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タイトル いろいろうちわ
対象 知的障害
教科・領域 図画工作
概要  小学部低学年の図工の授業の導入で「どんないろがすき」の歌を歌っており、その歌に合わせて使用する教具である。うちわの表面には赤・青・黄色・緑の色画用紙、裏面には表面と同じ色のクレヨンを貼り付けている。図工の授業が始まるという見通しをもたせ、また歌によって気持ちを盛り上げて授業への意欲を高めるために使用している。
制作者 松山 瑞菜
高橋 広樹
コメント
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タイトル オリジナル縁起熊手を作ろう
対象 知的障害
教科・領域 美術
概要  うちわをベースに飾り付け、『縁起熊手』を作った。日本古来の風習である『縁起熊手』や、縁起物とされる飾りや言葉について知るとともに、好きなものを集め飾り付けることで自己表現をすることをねらいとした。縁起熊手の由来や酉の市の様子をプレゼンテーションソフトで学習する活動を制作前の導入とした。材料と作り方の手順書を置いたブースを毎回用意し、どの飾りを作るのか自分で選択できるようにした。
制作者 榊原 和美
コメント  『家内安全』『無病息災』などの文字を毛筆で書く「文字飾り」や、「水引飾り」、「紙垂飾り」などを作ることができるキットを用意した。視覚的にわかりやすい説明書や制作の助けになる型紙などを添えた。『縁起物』以外にも、自分の『好きなもの』も飾り付けてよいという条件にしたところ、好きな芸能人や車などを何枚も印刷して貼り付けたり、自分で描いたイラストや、粘土細工で作った好きなキャラクターを中心に飾るなど、夢中になって飾り付ける姿が見られた。また、最後に行った完成発表会では、自分の好きなものを詰め込んだ熊手に対してこだわって説明する姿が見られた。友達の完成発表をお互いに見聞きすることで、自他を認め、称賛し合うことができた。
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タイトル 加須のこいのぼり
対象 知的障害
教科・領域 美術
概要  子どもたちの地元(加須市)の産物であるこいのぼりを題材に制作した。一人一人の想いをこいのぼりをデザインした。表現方法を工夫することで、見栄えを良くし、鑑賞教材としても意識しながら制作した。
制作者 中山 幸生
コメント 導入段階では、実際のこいのぼりや風に乗って泳ぐ姿を見せ、イメージを膨らませた。生徒の実態は様々であり、自閉傾向の生徒も見通しをもって制作できるように制作工程を工夫した。
〔準備する材料及び道具〕
 ・材料:折り紙(ウロコ・目)
     モール(しっぽ・ひれ)
     ストロー及び凧糸(竿)
     板目紙(矢車)
     水彩紙(題字・小鳥)
     台紙
 ・道具:はさみ・接着剤・水彩ペン・クーピー

〔制作工程〕
①何を作るのかを知る。
・実際のこいのぼりを体感し、また風に泳ぐこいのぼりの姿を見て、イメージする。
②アイデアスケッチする。
・今回は折り紙や他の色紙で制作することを意識しながら、鯉のぼりのデザインをする。
③鱗や尾などを作り、台紙(こいのぼり)に貼る。
④竿や矢車(回転球)をストローや水彩紙で作り、完成。
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