令和3年度

★特別支援教育自作教材教具ライブラリー

タイトル 加須のこいのぼり
対象 知的障害
教科・領域 美術
概要  子どもたちの地元(加須市)の産物であるこいのぼりを題材に制作した。一人一人の想いをこいのぼりをデザインした。表現方法を工夫することで、見栄えを良くし、鑑賞教材としても意識しながら制作した。
制作者 中山 幸生
コメント 導入段階では、実際のこいのぼりや風に乗って泳ぐ姿を見せ、イメージを膨らませた。生徒の実態は様々であり、自閉傾向の生徒も見通しをもって制作できるように制作工程を工夫した。
〔準備する材料及び道具〕
 ・材料:折り紙(ウロコ・目)
     モール(しっぽ・ひれ)
     ストロー及び凧糸(竿)
     板目紙(矢車)
     水彩紙(題字・小鳥)
     台紙
 ・道具:はさみ・接着剤・水彩ペン・クーピー

〔制作工程〕
①何を作るのかを知る。
・実際のこいのぼりを体感し、また風に泳ぐこいのぼりの姿を見て、イメージする。
②アイデアスケッチする。
・今回は折り紙や他の色紙で制作することを意識しながら、鯉のぼりのデザインをする。
③鱗や尾などを作り、台紙(こいのぼり)に貼る。
④竿や矢車(回転球)をストローや水彩紙で作り、完成。
ホームページ https://kisai-sh.spec.ed.jp/
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タイトル 笑顔を描こう(アクリル画~平面~)
対象 知的障害
教科・領域 美術
概要  今年度図工・美術部会では、「図工・美術における主体的・対話的で深い学びの実現に向けた取り組み」というテーマで研究研修を行っている。この教材は知的障害のある高等部の生徒を対象にした教材で、太田ステージⅠ~Ⅳ以上の実態差のある集団を対象とした授業で実施した。「笑顔」というテーマで笑っている絵を描いたり、好きなキャラクター等を描くことで生徒自身が笑顔になったり、抽象画として自由に筆を動かし笑顔で活動を楽しんだりした。「このキャラクターが好きなんだね」「歌いながら描いてみようか」など生徒同士または教員と対話しながら活動を行った。完成した作品を鑑賞するときにそれぞれの作品のよさを感じたり、「笑ってるねー」「ぼくもこのキャラクター知ってるよー」など人との関わりも深めることができた。
制作者 飯村 恵
コメント 【制作手順】
①何を描きたいか、対話をしながら決める。
②描きたいモチーフの写真やイラストをアクリル板の大きさにプリントする。
③写真の上にアクリル板をのせ、油性ペンでなぞる。
④裏返して、アクリル絵の具で色を塗る。
ホームページ fyougos@circus.ocn.ne.jp
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タイトル 自分の家(立体)
対象 知的障害
教科・領域 図画工作
概要  手指の操作性が苦手な子供に、自分のイメージを簡単に形にする事ができ満足感を得られ、楽しんで制作できる力をつける事をねらい、作成した。
制作者 森村 左規子
コメント 【作業工程】
①自分の家を作る事を伝える。
②木材をのこぎりで切る。クランプと鋸の使い方を知る。一回目細い木二回目太い木で行う。
③切った木や沢山ある木っ端に好きな色で塗る。
④平らな正方形の板の上に、家をイメージして、塗った木っ端をボンドでつける。
⑤鑑賞。写真を撮り、スライドで発表する。展示会を行い、友人の作品を見る。
★道具を扱う体験をする事ができ、鋸、クランプを使用する体験を積むことができた。色を塗る行為は、紙だとどこに塗るのかわかりずらいし、ぬりずらいが、立体である木っ端は塗りやすかった。好きな色を選択できた。自分の家という事で、ここにお風呂ここにテレビここにベットとか会話をしながら作ることができた。皆がとても集中して、自分のやるべき事がわかり、イメージをもって、自分らしい作品を制作する事ができたと思う。
【参考】
 農林公園での木工体験を体験し、これは、生徒も楽しめるものだと判断して、交渉し、購入させていただいた。切ってやすりのかけた木っ端一人400円分を購入した。鋸で切る木材は建具屋さんから無料で譲り受けた。
ホームページ https://higashimatsuyama-sh.spec.ed.jp/
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タイトル 良く読め―る
対象 肢体不自由
教科・領域 日常生活の指導
概要 ・寝たまま読める書見台である。耐久性の強いアルミニウム - マグネシウム合金と硬質プラスチックの材料で作られたアームを首にかけて書見台部分のバインダーを見て使用する。                       
・思うままに曲げることが可能で、様々な生徒の実態に応じて柔軟な調整ができるため、机上でもマットで横になったりしても読書ができる。                      
・裏側のバインダーを挟むクリップ部分は、両側広がるタイプでバインダーをしっかり固定することができる。
制作者 高橋 一未
コメント ・首や上体が前傾し体の筋緊張が強く自力で姿勢を変えることが難しい生徒が、机上での学習が困難な場合に、マット等で寝た状態で学習することがあるため制作した。
ホームページ http://www.wako-sh.spec.ed.jp/
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タイトル 花火を打ち上げよう(平面)
対象 知的障害
教科・領域 図画工作
概要  クレヨンと絵の具を使った表現の仕方を知ること、友だちと一緒に作品を作る楽しさや達成感を味わうこと等をねらいとして作成した。
道具は、クレヨンとローラーのみでほとんどの児童が使い方を理解し、自信を持って使うことができた。
友だちとの共同作業で、様々な色や模様が交じり合う様子を楽しみながら取り組んでいた。
完成した作品を壁に貼って見ることで、花火のイメージとの結びつきや友だちと一緒に作ったことの達成感などを味わえるようにした。
制作者 遠藤 綾乃
コメント <製作工程>
① 花火の映像や写真、イラストを見て、花火のイメージを持つ。
② 教員のお手本を見て、作るものやクレヨンは絵の具をはじくことを知る。
③ 大きな紙にクレヨンで花火を描く。(模造紙1枚につき3人ずつくらい)
④ 上から、黒や紺の絵の具をローラーで塗る。
ホームページ
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