掲示板

平成30年度「第1回農と緑のふれあいスクール」の様子

投稿日時: 2018/06/12 農業教育・環境教育推進担当

不登校児童生徒の学校復帰を支援することを目的に開催している、「農と緑のふれあいスクール」第1日目の様子を紹介します。

第1日目は、平成30年6月5日(火)に実施されました。
適応指導教室に通う児童生徒の皆さん13名と指導者11名が集まり、代表生徒の司会進行によりふれあいスクールを開会しました。


<ウメの実収穫>
支所内を散策しながら梅林へ移動し、ウメの実収穫です。
初めて顔を合わせるメンバーなので簡単なグルーピングゲームをしました。

ウメの実収穫ではたくさんのウメを袋一杯に収穫することができました。
それぞれが収穫したウメを2個ずつ集め、ヘタを取って、乾燥させウメシロップ作りをしました。
次回7月には味わえるといいですね。

   

<ゴボウの袋栽培>
ゴボウの収穫時期は、11月頃です。
その頃には、ゴボウは地中深くまで成長します。
ゴボウを収穫するには、ゴボウを途中で折らないように丁寧に掘る必要があります。
ものすごく大変な作業です。
そこで、ゴボウを袋で栽培し、収穫時は袋を切って、土を崩して収穫しようという作戦です。
土づくりの後、土を袋に入れ、種をまき、水をたっぷりあげました。
ゴボウは、第4回のとん汁づくりの食材にします。
     

<サツマイモ苗の植えつけ>
マルチシートに穴をあけて
向きや角度に気を付けながら、丁寧に苗を植えつけていきます。
今回は、紅はるか、紅あずまの2種類です。

     

<野菜の収穫>
ジャガイモの収穫体験です。
少し掘り起こせば、ごつごつした大きなジャガイモが顔を出します。
自分で収穫した喜びは格別です。
   

<参加児童生徒の主な感想>
・ウメジュースの作り方やジャガイモはナス科の野菜だと教えてくれました。家でウメ 
 ジュースを作ってみたいです。
・最初は少し不安だったが、着いてみたら、他教室の生徒もいい人たちで安心できた。セ 
 ンターの先生もいろいろな説明をしてくれて親切だった。収穫したものを早く家に帰って
 食べたい。
<指導者の主な感想>
・活動にゆとりがあり、集団や協働作業が苦手な子たちもメニューがこなせ、満足が得ら 
 れていた。
・子供たちだけでなく、大人も勉強になる内容でした。体験を通じて、日ごろ見られない子  
 供たちの姿も見ることができ、有意義な時間でした。