掲示板

平成30年度「第3回農と緑のふれあいスクール」の様子

投稿日時: 2018/12/07 農業教育・環境教育推進担当

平成30年10月4日(木)に実施した「第3回 農と緑のふれあいスクール」の様子です。

第3回目となる今回は、飯盒炊爨とイモの収穫を行いました。また当センター行田本所の指導相談担当指導主事による保護者対象の教育相談も実施しました。

<飯盒炊爨(はんごうすいさん)>
始めに所員より飯盒の仕組みや歴史などの説明を受け、飯盒炊爨の特徴を学びました。
その後各自用意してきたお米を飯盒のふたを使って計量し、お米を研いでいきます。
そして火おこしでは、わずかな新聞紙から組み込んだ枝へ火を移し、薪へと引火させていきます。
自分たちで火を起こせたことで、歓声が沸き上がりました。
ここからお米をがおいしく炊き上がるのを待ちます。
頃合いを見計らって、蓋をあけると白く輝いた米が炊き上がっていました。

薪を使用しての炊き立ての白米はとてもおいしかたです。
ご飯を味わった後は、皆で片づけをしました。
  
     飯盒炊爨の説明         飯盒のふたを使っての計量          ふたを開けると輝く白米が

<里イモ・サツマイモの収穫>
第1回ふれあいスクールの時に植えた里イモ畑とサツマイモ畑に行き、それぞれの収穫に取り組みました。
里イモはを傷つけないように周りをスコップで掘り、子イモ、孫イモを上手に収穫しました。
サツマイモの収穫では、大きなサツマイモが連なって出てくる様子に歓声が沸き上がりました。

収穫したサツマイモは、何本かを持ち帰り、残りは12月の焼いも大会に使います。
  

    里イモの収穫の仕方           たくさんのサツマイモ         取り残しがないように確認             


<ゴボウの様子・ポップコーン作り>
サツマイモの収穫の後に、第1回ふれあいで植えたゴボウの袋栽培の様子を観察しました。
今年の猛暑の影響で、枯れてしまったものもありましたが、袋の中を所狭しと成長するゴボウを見ることができました。
また夏に採れたスイートコーンを使用してポップコーンを作りました。フライパンの中ではじける音と香ばしい香りが漂い
美味しいポップコーンが完成しました。
  
  袋の中で根を伸ばすゴボウ        ポップコーンの作り方

<児童生徒の感想>
・ご飯を火でたくことは初めてなので、いい体験になりました。家と味が違い甘く感じました。
・ポップコーンがおいしかったです。サトイモ、サツマイモの収穫ではたくさん収穫することができてよかったです。
・色々なことが知れ、またたいへんさも知れたので、農業をやっている人ってやっぱりすごいなと思いました。

<指導者の感想>
・今回は自分たちが植えたサツマイモの苗が実らせた芋を掘る活動だったので、活動のつながりを感じながら参加できたと思います。今行っている活動が、その先につながることを体験することで成長できるのではないかと考えます。
・飯盒炊爨を行ったことで、日ごろ食べられなかった子供たちが、「美味しい」と言っておかわりをする姿がみれてよかったです。今日の体験を家でも実践してほしいと思います。