江南だより

熊谷なないろ食堂との懇談会

12月9日(木)「熊谷なないろ食堂」を運営されている

NPO法人SK人権ネット 代表理事 山口純子様をお招きし、懇談会を実施いたしました。

13日から行われるフードパントリーの準備等でお忙しい中、

なないろ食堂の現状についてお話しいただきました。

「なないろ食堂」は子どもたちが楽しいと思える居場所にするため、

経済的な理由から家庭で満足な食事ができない子供だけでなく、

すべての人に開かれた場所であるとお話しておられました。

また、食事の提供にあたり、現在はお弁当の配布をしているが、

多くのベテラン主婦のボランティアさんが調理を担当され、

毎回180食~200食作っているとのことでした。

現在はアパートを無償で貸してくださる方がおり、学習支援をする場所「てらこや なないろ」を

作っているそうです。その看板や、感染症に対応した壁の抗菌コーティングを

無償で行ってくれる業者さんがいることなど

まだまだ書ききれませんが、「なないろ食堂」を支える縁の下の力持ちの方々が

たくさんいることも知ることができました。

「なないろ食堂」の活動は子どもたちを支えるだけでなく、

子ども食堂で培った信頼関係から保護者の方の悩みの解決にも、支援していきたいと山口様はお話しされていました。

食を支えるだけでなく、心も支えてくれる「なないろ食堂」の活動は素晴らしいなと感じました。

江南支所も「なないろ食堂」を応援し、支える一員でいたいと思います。