平成30年度応募作品

平成30年度応募作品

タイトル 書字に向けた基礎教材
対象 知的障害
肢体不自由
教科・領域 国語
算数
自立活動
概要 手指の機能が十分に整っていないのに、全身に力を入れながら鉛筆を持って書いている子がいます。プリントで「なぞり」をして、大きくはみ出すあまりにやる気をなくしてしまう子もいます。そのため、書字や図形学習の基礎として、十字、X字から、平仮名までさまざまな線をスライドブロック化しました。凹面、凸面の両方を作成し、難易度を調整できるようにしています。
タイトル 手の使い方が苦手で、発語のない子に向けたしりとり教材
対象 知的障害
肢体不自由
教科・領域 国語
自立活動
概要 手の使い方が苦手で、発語のない児童について、かな文字の情報機器への打ち込みを指導したものの、新規の単語を音を思い浮かべながら打つことが困難な様子が見られました。
音韻への意識を高めるためにしりとりの活動を行うべく、教材を用意しました。片面が絵、片面が文字(語頭音を大きく表記)。強力磁石を内蔵しています。平面上で操作するための枠も用意しました。市販品でも似たものがありますが、操作性等に難があるため、自作しました。
タイトル ”個人用”朝の会グッズ
対象 知的障害
肢体不自由
教科・領域 日常生活の学習
自立活動
概要 特別支援学校で日常生活の指導として設定されることの多い「朝の会」ですが、教員が一方的に説明したり、待ち時間が長すぎたりする活動になりがちです。教室全体としての掲示類を整理し、一人一人の子供に、”個人用”の朝の会グッズを用意しました。各々グッズの内容は異なりますが、今回紹介するのは、筋疾患があり、物を持ち上げることが困難な子供用のグッズです。
タイトル お弁当セット
対象 知的障害
教科・領域 自立活動
概要 見立て遊びや、仲間集めや1対1対応の学習に用いる。
興味関心を持てるように、弁当に様々な具材を用意した。
個数も多く用意したので、数の学習等にも使うことが可能である。
タイトル ガチャポン
対象 知的障害
教科・領域 自立活動
概要 ・箱の中から何が出てくるか分からないワクワク感を持たせるときに使用する。
・出てくるものを想像したり、考えたりする力を高める。
タイトル くじびきボックス
対象 知的障害
教科・領域 自立活動
概要 何かをやるときの順番を決めるときに、写真カードを入れて、箱を振って混ぜ、1枚ずつ取っていきます。
もちろん、誰にしようか決めるときにも使います。
タイトル ひよこいれ
対象 知的障害
教科・領域 自立活動
概要 <目的>手元を見ること、道具を使うこと、要求や依頼、報告すること。

注意が逸れてしまう生徒も、手先を使った活動は今までくり返し取り組んできたので、今までの「つまむ」活動を「道具を使ってつまむ活動」にしてみた。
はじめはピンセットでひよこを刺していたので、しばらくは刺して入れる活動をした。
ピンセットの先にテープをつけてから、無事ピンセットでひよこをつまむことができるようになってきた。
タイトル 切片パズル(2片・6片・20片)
対象 知的障害
教科・領域 自立活動
概要 イラストは動物や乗り物等の子供の興味のあるものを選択した。

使用目的(ねらい)
・NCプログラム(認知・言語促進プログラム)の視覚操作の検査項目の応用
・視覚操作、位置や方向の学習
使い方
・子供の実態に応じて、提示方法は調整する。パズルのイラストができたら完成。
タイトル 給食パズル
対象 知的障害
教科・領域 自立活動
概要 給食は大好きだが、休み時間には何もしないでいる子供のために製作した。
使用目的(ねらい)
・余暇を楽しむ
・仲間と関わる
タイトル わたしの気持ちカード
対象 知的障害
教科・領域 自立活動
概要 自己肯定感が低く、言葉による評価が困難な生徒や、評価の言葉がわからない生徒も活動に参加できるよう、発表者に対してカードを挙げる方法で、全員が友達を肯定的に評価できるようにした。

使用目的(ねらい)          
・自分の気持ちを適切に表現する
・友達と関わりをもつ
・友達の発表を肯定的に評価して伝える