教材・教具

特別支援教育自作教材教具ライブラリー

タイトル 金種(硬貨)の確認表
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
国語算数の個別学習で使用していました。金種(硬貨)の識別を学習できます。
【使い方】
・金種の写真を見て、ラミネート加工した金種を、隣の枠内にはめます。
・金種の組み合わせた物も用意し、初歩の「合わせていくらか」も学習できるようにしました。
【材料及び作成の工夫】
・金種(硬貨)の識別ができるか等の認知面や初歩の「合わせていくら」を理解しやすいように本物の写真にこだわって作りました。
・本物のお金の方が親しみやすく理解しやすいのですが、管理の問題から紙面をラミネート加工して工夫しました。
資料
タイトル しましまボール
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・ボールの動きを目で追いやすくする。
・自分とボールの距離感を取りやすくする。
【使い方】
ボール運動全般(投げる・取る・蹴るなど)で使用
【材料及び作成の工夫】
・ボールを追いやすいように、黄色の地に黒いテープを巻いて使用した。
・見えやすくなったことで、子ども自身が自分からボールに触る場面が多くなった。
資料
タイトル ボールの色分け
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・枠とボールの色を見比べて取り組む。
【使い方】
・ボールと同じ色の枠を見つけて、ボールを入れる。
【材料及び作成の工夫】
・色の配置を変えられるように、シールを貼った台紙を枠に入れるだけにした。
・100円ショップでそろう材料ばかりなので、手軽に作ることができる。
資料
タイトル プットイン
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・手元を見て取り組む。
・両手を使った活動をとおして、操作性の向上を図る。
【使い方】
片方の手でケースを持ち、木のペグを入れる。
【材料及び作成の工夫】
・紙製のケース(ポテトチップスの容器)で作ったため、穴があけやすかった。
・上におはじきが入る穴をあけ、2通りのプットインが1つの教材でできるようにした。
資料
タイトル オーガンジー入れ
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・指先や体全体を使った動きを引きだす。
・見るべきところに気持ちを向けやすくする。
・手元を見て布を引き出したり入れたりする。
【使い方】
・指でつまんでオーガンジーをひっぱる。
・両手を使ってオーガンジーをしまう。
【材料及び作成の工夫】
・手に入りやすく穴が横に広いティッシュの箱を使うことで、少しの力でも自分だけで取り出したりしまったりしやすくした。
資料
タイトル ふきんたたみ
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・手元を見て取り組む。
・色のマッチング
【使い方】
①布巾の端にあるスナップボタンを留める。
②4つ折にして丸める。
③布巾と同じ色の紙コップに入れる。
【材料及び作成の工夫】
手元を見て作業するために、凹凸の面を見て留めるスナップボタンを使用した。
資料
タイトル 売上表
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
いくつ製品が売れたかを確認し、完売までの見通しを持つ。
【使い方】
・製品が1つ売れたらマグネットを1つずつ貼っていきます。50個売れたらゴール!(完売)
【材料及び作成の工夫】
作業班(エコ班)になじみのあるペットボトルキャップを、ホットボンドで磁石に貼り付けただけ!「きっと完売する!」と信じて、完売をゴールと設定してつくっています。実際の頒布のときには生徒がこの表を見ながら「残り限定〇個です!」と呼び込みに活用していました。
資料
タイトル 果物の木
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
手を伸ばして対象物をつかみ取る。
【使い方】
枝に付けられた網の部分に果物(模型でも、本物でも。)のひもを通せば準備完了!ひもの通し方で、必要な力を調整できます。
【材料及び作成の工夫】
「果物狩り」のセットには色々な種類(洗濯ばさみやマジックテープなど)があると思います。今回のものは、“意識して対象物に手を伸ばし”、“ほどよい少しの力で取ることができる”ことに主眼を置いて作成しました。網部分は100円ショップの鉢底ネットを切って縫い付けています。
資料
タイトル 手首を上手につかってすくおう
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
手首を上手に使えるようになる。
【使い方】
おたまを使って、スーパーボール・米などをすくう。子どもによって、2回すくう、器の線まですくうなど、課題を設定して行う。
【材料及び作成の工夫】
・お米に色をつけるなど、子どもが興味を持つようにした。
・お米、パチンコ玉、スーパーボールなど、様々な形、重さのものを用意し、課題に応じて選べるようにした。
資料
タイトル 姿勢補助具(にしん)
対象 肢体不自由
概要 【使用目的(ねらい)】
座位保持が難しい生徒が身体を起こし続けるため。
【使い方】
生徒が抱える。
【材料及び作成の工夫】
60センチ四方のジョイントマットを丸め、模造紙を巻いた。ソーラン節で使うので、「にしん」を模した。
資料
タイトル 見通しをもって活動する
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
生徒が主体的に取り組める。
【使い方】
終わったら、磁石をはずしていく。
【材料及び作成の工夫】
お子さんによって、どんな方法が適しているのかを判断することが大切だと思っています。今回は、この方法によって、ある生徒は、活動が主体的になりました。
資料
タイトル 足型マット
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
行動を促す。
【使い方】
マットの上で着替えるということの因果関係を示すために使用した。
【材料及び作成の工夫】
着替える場所がレザークラフト室になり、「着替え」という行動が滞ってしまった生徒がいました。そのため、場所にポイントを置くのではなく、「マットの上」を定着し、主体的に行動できるよう促しました。段階としては、個室に入りマットの上で着替える→少し広い所でマットの上で→レザークラフト室でもマットの上で。
資料
タイトル 写真パズル
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・自分で決めた活動を遂行する。
・ヒントを聞いてパズルを完成させる。
・手指の巧緻性を高める。
【使い方】
いたってシンプルなパズルです。
【材料及び作成の工夫】
生徒が好きなテーマの写真(生徒と相談して決めました。)をラミネート加工し、切りました。ただし切り方は、文字列やロゴマークの部分に切れ目を入れるなど、「言葉のヒント」が入れやすくなるように計算しています。
資料
タイトル ちょうちょ結びの練習
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
ちょうちょ結びの習得。
【使い方 】
ひもを結ぶ。
【材料及び作成の工夫】
実際のものに合わせてイメージできるようにしました。
資料
タイトル 改札
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
ICカード(Suicaなど)や切符の利用を、実際に即して行える。
【使い方】
普通の改札のように設置。ただし、改札のバーは手動。
【材料及び作成の工夫】
二人で協力して作りました。
資料
タイトル 文章の達人セット
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
助詞を上手に使えるようになる。それを軸に接続詞や形容詞にも興味を持てるようにする。
【使い方】
①絵カードを見て何をしているか答える。
②正しく言えたら文章を書く。このとき助詞は強化・強調するために、あえてカードを貼る。
③正しく言う・書くことができたらほめる。
【材料及び作成の工夫】
・新たなことを教えるのではなく、子どもたちが持っている力を引き出すように、称賛する。
・子どもたちが分かる絵カードや写真を使用する。
・子どもたちができるようになって自信を持つと、自然と「パクパク」「クルクル」などの表現を使ったり、書いたりできるようになってきます。
資料
タイトル あわせると?わけると?
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・国語・数学で使用している。
・数の合成・分解について、具体物の操作を通して、理解していく。
【使い方】
・左図であると、かにとかめがあわせて何匹いるか、もしくは、全体の数をいくつといくつにわけられるかを具体物と数の操作で伝えていく。
【材料及び作成の工夫】
・確かな数の概念を獲得したり、“足し算”“引き算”に具体的なイメージを持ったりすることはとても大切だと考えます。そのような実態の子供のためにつくりました。数字は暗転しています。
資料
タイトル マトリックス
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・縦軸と横軸の関係性を理解し、情報を整理していく力を高める。
【使い方】
同じ“色”“量”“形”等の属性に注目し、表を埋め、教員が指差したパネルついて言葉で説明する。例「きいろいまるです」「おとこのこがないています」など
【材料及び作成の工夫】
使い方は同じですが、中身のパネルを替えていくことで、いろいろ考えさせることができます。色と形だったり、量だったり、表情だったり、情報を読み取っていくことが難しく、また、それを言葉にしていくことも難しい場合があります。それらを操作しながらできることをねらい作成しました。
資料
タイトル ペットボトルハードル
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・中学部、体育の跳躍運動の際に使いました。
・正しい姿勢で走ったり、さまざまな動きにつながる両足跳躍をしたりするための教材です。
【使い方】
ひとつひとつ跳び越えたり、4~5個をまとめて置いて遠くに跳んだりして“またぐ”“遠くに跳ぶ”等を意識させる。
【材料及び作成の工夫】
走ったり、跳んだりする時の足の動かし方をイメージすることが難しい場合があります。目で見て、その距離感や高さにイメージを持って取り組めるように作りました。置いていく数で実態に合わせた距離感を設定できます。
資料
タイトル パズルで学ぼう
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
〇△□のピースを使い、形作りをしていく中で、大きさの違いに気づく。
【使い方】
教員が提示したものと同じ形や大きさでピースを組み合わせる。
【材料及び作成の工夫】
ピースの数で量の比較ができます。図でいうと、“中くらい”を理解していくことが難しいようです。暗転をして、見た目としても、操作しやすく配慮しました。
資料