教材・教具

特別支援教育自作教材教具ライブラリー

タイトル 重複ツムツム
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・所定の場所まで、物を運ぶ
・物を置く(積む)
【使い方】
赤い枠までダンボール箱を運び、積んでいく。
【材料及び作成の工夫】
・少し重さが出るように、中にペットボトルを入れた。
・楽しみながら活動に取り組むために、「積むと何かが出来上がる」ようにした。
資料
タイトル 木製パズル
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
絵、文字、つなぎ目といった視覚情報からピースを合わせてはめ込む課題を行い、達成感を得る。
【使い方】
写真を手本にして、はめ込み作業をおこなう。
【材料及び作成の工夫】
季節的にふさわしい題材にして、意欲を持たせて、色やデザインを豊富にし、視覚情報を多様なものにした。手触りも滑らかにして、感触も楽しめるようにした。
資料
タイトル 個人用日課表
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・日程を視覚的に伝えることで、
 ①活動に見通しを持つ。
 ②予定の変更を予告する。
・不安を軽減することで、本来の活動に参加しやすくなり、課題に集中できるようにする。
【使い方】
①朝、教室の日程表を見ながら、一緒に日課表を作る。
②一つ活動が終わったら、「終わり」とサインと言葉で確認して一つはずす。
③「次はなに?」と活動の確認をする。次の行動や移動先をサインと言葉、写真などで確認する。
④定着してきたら一人で使う。
【材料及び作成の工夫】
シンプルに、必要な情報だけが目立つようにした。終わったら、はずしてなくなる。→「最後は全部なくなる。」というわかりやすさを大切に、情報がどんどん足されてわかりにくくなることを避けた。
資料
タイトル ピンポン玉落とし(呼気訓練)
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
口をすぼめる・息を長く吹くなどの動きを通して、息のコントロールや発声練習につなげる。
【使い方】
ピンポン玉に息を当てながら穴に落とす。実態に応じて坂の角度を変える。
【材料及び作成の工夫】
〔ダンボール、ピンポン玉、カッター、ガムテープ〕
実態に応じて難易度を変えられるように、穴が開いている部分の角度を調整できるようにした。
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タイトル 色と形合わせカード
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
「色と形合わせ」の活動時に使用。欲しいブロックや個数を指さしや言葉で伝えられるようにする。
【使い方】
カードの中から指さしや言葉(~ください/○個ください)を使って、欲しいピースやその個数を伝える。
【材料及び作成の工夫】
言葉だけで伝えることが難しい子のために、補助教材として作成した。
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タイトル ボタン通し
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・手指の操作性を高める
・1~10まで順番どおりに通す
【使い方】
数字への理解や興味がある場合は、1から順に通していく。
【材料及び作成の工夫】
〔フェルト、紐、ボタン〕
フェルトで作成しているため、比較的扱いやすい。また、魚の形にしたことで興味を持って取り組んでくれることが多い。
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タイトル 金種(硬貨)の確認表
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
国語算数の個別学習で使用していました。金種(硬貨)の識別を学習できます。
【使い方】
・金種の写真を見て、ラミネート加工した金種を、隣の枠内にはめます。
・金種の組み合わせた物も用意し、初歩の「合わせていくらか」も学習できるようにしました。
【材料及び作成の工夫】
・金種(硬貨)の識別ができるか等の認知面や初歩の「合わせていくら」を理解しやすいように本物の写真にこだわって作りました。
・本物のお金の方が親しみやすく理解しやすいのですが、管理の問題から紙面をラミネート加工して工夫しました。
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タイトル しましまボール
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・ボールの動きを目で追いやすくする。
・自分とボールの距離感を取りやすくする。
【使い方】
ボール運動全般(投げる・取る・蹴るなど)で使用
【材料及び作成の工夫】
・ボールを追いやすいように、黄色の地に黒いテープを巻いて使用した。
・見えやすくなったことで、子ども自身が自分からボールに触る場面が多くなった。
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タイトル ボールの色分け
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・枠とボールの色を見比べて取り組む。
【使い方】
・ボールと同じ色の枠を見つけて、ボールを入れる。
【材料及び作成の工夫】
・色の配置を変えられるように、シールを貼った台紙を枠に入れるだけにした。
・100円ショップでそろう材料ばかりなので、手軽に作ることができる。
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タイトル プットイン
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・手元を見て取り組む。
・両手を使った活動をとおして、操作性の向上を図る。
【使い方】
片方の手でケースを持ち、木のペグを入れる。
【材料及び作成の工夫】
・紙製のケース(ポテトチップスの容器)で作ったため、穴があけやすかった。
・上におはじきが入る穴をあけ、2通りのプットインが1つの教材でできるようにした。
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タイトル オーガンジー入れ
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・指先や体全体を使った動きを引きだす。
・見るべきところに気持ちを向けやすくする。
・手元を見て布を引き出したり入れたりする。
【使い方】
・指でつまんでオーガンジーをひっぱる。
・両手を使ってオーガンジーをしまう。
【材料及び作成の工夫】
・手に入りやすく穴が横に広いティッシュの箱を使うことで、少しの力でも自分だけで取り出したりしまったりしやすくした。
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タイトル ふきんたたみ
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・手元を見て取り組む。
・色のマッチング
【使い方】
①布巾の端にあるスナップボタンを留める。
②4つ折にして丸める。
③布巾と同じ色の紙コップに入れる。
【材料及び作成の工夫】
手元を見て作業するために、凹凸の面を見て留めるスナップボタンを使用した。
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タイトル 型はめ
対象 知的障害
概要 【 使用目的(ねらい)】
国語算数の個別学習で使用します。〇△□の弁別、大小の識別を学習できます。
【使い方】
・〇△□の図形を、同じ形の場所にはめます。
・大小を区別して型にそれぞれの形をはめていきます。
【材料及び作成の工夫】
・〇△□の弁別、色の識別ができるか等の認知面や大小理解を促すために作成しました。
・ぴったりにこだわる子どもに使用したものだったので、あえて余りがあるようにしました。
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タイトル 行事の流れ(卒業式Ver.)
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
行事への見通しが持てるようにと思い、作成しました。
【使い方】
・基本的には見て一緒に確認します。分かりにくいところは、指差しして伝えます。
・終わった項目は線を引いて終わったことが分かるようにします。
【材料及び作成の工夫】
・アナログ表示を用意することで、体育館での時間の確認がしやすく、かつ分かりやすくしました。
・写真はメインの活動や、目立つ場面、人を入れることで、理解しやすくしました。
・折りたたんで使えるよう、大きさ、構成を工夫しました。
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タイトル 売上表
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
いくつ製品が売れたかを確認し、完売までの見通しを持つ。
【使い方】
・製品が1つ売れたらマグネットを1つずつ貼っていきます。50個売れたらゴール!(完売)
【材料及び作成の工夫】
作業班(エコ班)になじみのあるペットボトルキャップを、ホットボンドで磁石に貼り付けただけ!「きっと完売する!」と信じて、完売をゴールと設定してつくっています。実際の頒布のときには生徒がこの表を見ながら「残り限定〇個です!」と呼び込みに活用していました。
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タイトル 果物の木
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
手を伸ばして対象物をつかみ取る。
【使い方】
枝に付けられた網の部分に果物(模型でも、本物でも。)のひもを通せば準備完了!ひもの通し方で、必要な力を調整できます。
【材料及び作成の工夫】
「果物狩り」のセットには色々な種類(洗濯ばさみやマジックテープなど)があると思います。今回のものは、“意識して対象物に手を伸ばし”、“ほどよい少しの力で取ることができる”ことに主眼を置いて作成しました。網部分は100円ショップの鉢底ネットを切って縫い付けています。
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タイトル 手首を上手につかってすくおう
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
手首を上手に使えるようになる。
【使い方】
おたまを使って、スーパーボール・米などをすくう。子どもによって、2回すくう、器の線まですくうなど、課題を設定して行う。
【材料及び作成の工夫】
・お米に色をつけるなど、子どもが興味を持つようにした。
・お米、パチンコ玉、スーパーボールなど、様々な形、重さのものを用意し、課題に応じて選べるようにした。
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タイトル 姿勢補助具(にしん)
対象 肢体不自由
概要 【使用目的(ねらい)】
座位保持が難しい生徒が身体を起こし続けるため。
【使い方】
生徒が抱える。
【材料及び作成の工夫】
60センチ四方のジョイントマットを丸め、模造紙を巻いた。ソーラン節で使うので、「にしん」を模した。
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タイトル 見通しをもって活動する
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
生徒が主体的に取り組める。
【使い方】
終わったら、磁石をはずしていく。
【材料及び作成の工夫】
お子さんによって、どんな方法が適しているのかを判断することが大切だと思っています。今回は、この方法によって、ある生徒は、活動が主体的になりました。
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タイトル 足型マット
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
行動を促す。
【使い方】
マットの上で着替えるということの因果関係を示すために使用した。
【材料及び作成の工夫】
着替える場所がレザークラフト室になり、「着替え」という行動が滞ってしまった生徒がいました。そのため、場所にポイントを置くのではなく、「マットの上」を定着し、主体的に行動できるよう促しました。段階としては、個室に入りマットの上で着替える→少し広い所でマットの上で→レザークラフト室でもマットの上で。
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