教材・教具

特別支援教育自作教材教具ライブラリー

タイトル 大正琴のピック棒
対象 知的障害
肢体不自由
概要  音楽の担当教諭の要望に応じて作成した補助具です。大正琴を弾くときに弦をピックで弾きますが、指先をうまく使えない生徒が利用できるように棒の先にピックをつけました。自由に角度を変えられます。手を引いて弦を弾くことや、押して弾くことにも対応できるようにしました。
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タイトル 足し算カード
対象 知的障害
概要 足し算をイメージ化して定着を図るために作成しました。表面は数字同士の足し算を、裏面には足される数のドットを示しました。そして、足す数がドットで示された透明なシートを重ねることで、足し算の和を表すようにしました。
*写真上左は、式のカード、右は足される数(薄いみどり色)に足す数(濃いみどり色)を重ねたものです。
*写真下は、6+3の計算に使うドットカードです。
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タイトル 切符を買おう
対象 知的障害
概要 パワーポイントを用いて、切符の自動販売機を再現してみました。タッチパネルに見立てています。児童がパソコンの画面にタッチしたら、次の画面に切り替えます。(マウスをクリックなどして)
資料  券売機画像.pdf 1695
タイトル やさいやさん
対象 知的障害
概要 ビニールの野菜の中にスズを入れ、抜いた時に音も楽しめるようにしました。
制作者は「やさいさん」の絵本の読み聞かせの後、野菜を畑から抜く動きを取り入れた活動で使用しました。
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タイトル 飛んでけ~!
対象 知的障害
概要 ゴムの反動を利用して、コップの中に入れた物を飛ばします。
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タイトル はしれ!カーズ!
対象 知的障害
概要 車を走らせるイメージが持てるように「はたらくくるま」のパネルシアターを行った後に、活動しています。いくつかある車の中から自分で好きな車を選んで走らせます。
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タイトル 姿勢チェックシート
対象 知的障害
概要 姿勢に課題のある児童生徒の写真を撮り、このシートを重ねるだけでゆがみが確認できます。身体の学習を行う際、学習前と学習後とを速やかに比較することができます。
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タイトル ひらがなブロック
対象 知的障害
概要 本教材の「ひらがなブロック」は、型と型板を木材で作成しました。木材で作成することにより、児童が投げたり噛んだりしても壊れにくく安全で、操作しやすいという特徴が挙げられます。型には、一つずつマグネットをつけ、ホワイトボード等に貼り、一覧として掲示できるようにしました。型板は、ブロック10文字がぴったりと入るように作成し、児童が型を入れた際に達成感を味わうことができるようにしました。
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タイトル ぶたさん、何を食べてきたの
対象 知的障害
概要 『なにをたべてきたの?』という絵本の世界を体験するために作った教材です。ぶたの身体の後ろ側にセロファンを巻いた蛍光灯が設置してあり、スイッチで操作ができます。口は穴になっており、入れた果物と同じ色に光る仕掛けにしました。また、スピーカーを設置し、録音したぶたのセリフを再生することで、実際に喋っているような仕掛けも施してあります。ぶたと果物はブラックライトで光り、暗くした教室で活動することで注目しやすくなります。
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タイトル 学習表示カード
対象 知的障害
概要 視覚的に分かりやすい絵や図、言葉などの表示や提示物によって、各児童が行動することが分かることをねらい作成しました。各児童の分かりやすさに応じて必要な表示を作り、行動をスムースに促す手助けとなっています。教員、支援員等が、言葉で注意や助言をすると、どうしても言葉数が多くなってしまう傾向があるため、表示や掲示物によって、各児童の自発的な行動を引き出すためには効果が上がっています。
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タイトル 比較お金そろばん
対象 知的障害
概要 お金の学習で、まずは、数の大小を一目見て比べられることをねらい作成しました。数の大小から、段階を踏み、お金の大小へと学習を積み重ねました。
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タイトル 「重さ」の学習道具
対象 知的障害
概要 重さの量感覚を養うことと、上皿ばかりの読み方や使い方を覚え、「重さ」を正しく量ることをねらいとして、作成しました。
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タイトル オンリーワン
対象 知的障害
概要 ビー玉とボードを使ったゲームです。手指の巧緻性の向上を、楽しみながら取り組めることをねらい作成しました。
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タイトル タオルたたみの練習タオル
対象 知的障害
概要 児童がタオルや衣類をたたむ際、「角と角を合わせる」ことが難しい様子を見て、角に目印をつけてみました。同じ色の目印を重ねることで、タオルの角と角を合わせてたたむことができます。
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タイトル キューブシンボル
対象 知的障害
肢体不自由
概要 この教材は、操作面に課題のある肢体不自由のある子供達が、自分で操作して絵カードコミュニケーションやスケジュールボードに活用するためのシンボル教材です。100円ショップで売っている縦3㎝、横3㎝、高さ1.5㎝の木片にラミネートしたシンボルを貼り付けました。普通のカードに比べて握りやすく、立体であるため、子供達も理解しやすいようです。握れない子供も指差し等で伝えることができています。
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タイトル タブレット端末の誤操作を防ぐ板(2択ver)
対象 知的障害
肢体不自由
概要 近年、イラストでのコミュニケーションVOCAアプリ「DropTalkHD」が教育現場で盛んに使われるようになってきたが、肢体不自由のある児童生徒は、意図せず画面の他の部分を触ってしまうなどの誤作動が多く、失敗体験を積んでしまいがちです。そこで、このように、塩ビ板を「DropTalkHD」のキャンバスの配置に合わせて穴をくり抜くことによって、手全体で触れても確実にシンボルを選び、鳴らすことができます。
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タイトル 六角くん(ワンボックスカー)
対象 知的障害
概要 組み合わせの判断力、手指の巧緻性を育てることをねらいとする教材です。六角L-レンチ工具練習具。車型の板に大・小のネジ穴があり、それぞれの穴にリングボルトを入れ、六角L-レンチで留めていく教材です。
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タイトル ボルトー君(ファミリータイプ)
対象 知的障害
概要 組み合わせの判断力、手指の巧緻性、微妙な調整力を育てることをねらい作成しました。自立活動の時間における指導や、学習の待ち時間などで見通しを持ち、一人でできる課題としても使用できます。子供の興味を引く車の形にすることで楽しく学習できるように工夫しました。また、ボディーを立てて作業できるように補助台も作成しました。
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タイトル プラスねじ・ねじ君(大・小)
対象 知的障害
概要 手指の巧緻性、持続性、集中力を育てることをねらい作成しました。自立活動の時間における指導や学習の待ち時間等にも一人で取り組める課題として活用することができます。プラスドライバー練習具。ネジ穴にネジを入れ、ドライバーで締める教材です。
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タイトル 数字ボード
対象 知的障害
概要 数の学習をする際に用います。1つ目の使用方法としては、書かれた数字に対応するように、マグネットを貼った積み木を置いていき、数字と実際の物の数のマッチングを学習するのに用います。2つ目の使用方法としては、掛け算の学習に用います。縦と横に1~9の数字の書かれたマグネットを置き、掛け算の答えの数字の数だけ積み木を置いていきます。掛け算の答えの数を積み木で表すので、視覚的にわかりやすくなります。
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タイトル 足し算・引き算(~10まで)の計算補助具
対象 知的障害
概要 足し算や引き算など計算の際に使う補助具です。市販のタイルを使用し、決められた枠の中で行うことでスムーズな計算を行えるようになっています。また、枠の幅をタイル5個分で固定することで5の概念を養えるように配慮しています。
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タイトル ふるい分け&色のマッチング
対象 知的障害
概要 木材を貼り合わせて使用し、両面で違う課題に取り組めるようになっています。表面では、棒とペットボトルを使用し、「リングタワー」と「ボール入れ」が行えるようになっています。目と手の協応、物の認識を高めることをねらいとしています。裏面では、4色の棒と4色のリングを使い、色のマッチングが行える「木のリングタワー」が行えるようになっています。手指の巧緻性、色の判別、認識を高めることをねらいとしています。
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タイトル めざせ!!ちょうちょむすび
対象 知的障害
概要 段ボールの台紙に靴に見立てたフェルトを貼り、穴をあけ、ひもを通せるようにしました。ひも通し、かた結び、ちょうちょ結びの練習に使います。ひもを増やし、色を分けることにより、固結びができるようになりました。何度も何度もひもが短くなるまで行うこともできています。その動作と平行に結んだものを施す練習も行っています。 
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タイトル 一日のスケジュールボード
対象 知的障害
概要 言葉を介してのコミュニケーションや理解が難しい児童に配慮したスケジュールボードです。視覚的な支援をすることで一日の見通しが持てるようにしています。課題が終わったら写真と赤いマグネットをはがし、下校時には全て無くなるようになっています。見通しを持つと共に、達成感を味わい、児童が自分で使いこなせるような物にしました。
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タイトル 紙粘土マグネット
対象 知的障害
概要 手指の巧緻性、集中力を高める、衝動性の緩和等のために、紙粘土製作を図工や生活単元の時間で行いました。表示用マグネットとして、様々な学習の時に利用ができています。今までに学習した登場人物や物であったり、数の学習のための身近な食べ物であったりと興味のあるものが題材なので、提示した時に注目する部分が目立ち、児童にとっては集中しやすい。何より自分達で根気強く、作り上げたマグネットであるため、大切に丁寧に扱おうとする意識が強くなります。
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タイトル この人だあれ?(ことば遊びカード)
対象 知的障害
概要 国語の時間に三行詩の学習をしました。それを参考に児童が友達の特徴を捉えながら、それぞれの様子を言葉に表しました。その際、最初の文字が名前になるように工夫し、また、算数や図工の時間に児童が円をコンパスで描いたり、文字をなぞったりしながら、児童自身が楽しめる物にしました。
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タイトル 切符券売機
対象 知的障害
概要 生徒に交通機関や公共施設を利用し、その利用方法を学ぶことを目的とし、作成した。社会体験学習や遠足の事前学習(生活単元)の時間に活用した。iPadを差し込む場所に、専用の自作アプリを入れると切符の券売機となる。また、お金を入れる場所やおつりが出る場所もあり、実際の券売機と近くなるように工夫をした。
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タイトル ひらがなカード
対象 知的障害
概要 平仮名習得のために作成した。

① あ~をまで、児童の好きなもの、分かりやすいものを絵カードにする。
② 絵に合う平仮名を絵カードの下に貼る。
③ 書くことにも興味があったため、カードと同じ絵で文字なぞりも行う。
④ ②③を継続して行うことで、平仮名が読めるようになった。
* 同じやり方で、片仮名バージョンも行った。
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タイトル ぞうきんき
対象 知的障害
概要 ・下肢の安定及び手を一緒に動かす経験を積めるようにしました。
・木材と雑巾を組み合わせて作成しました。1枚の雑巾だと薄いので、2枚を縫い合わせて1枚にして、木の枠にボンドで貼り付けました。
・児童の実態に応じて、板の高さを変えることで、少しずつ雑巾がけに近い姿勢でできるようにしました。(初めは高く、段々と低くしていく)
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タイトル ガラガラポン
対象 知的障害
概要 主体的に学習に取り組むことが苦手な児童も、思わず注目して、やってみたいという意欲を引き出すことをねらい、作成した。カラーボールを入れて、レバーをまわし、出てきたボールの色分けをすることを通して、国語・算数の学習で活用している。
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タイトル 地図で学ぼう!
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・ある物事を中心にした空間認知(今回は走らせるミニカーを基準にした左右等)を考える。
・順序を理解する。
【使い方】
・教員が提示した道順どおりにミニカーを走らせる。
・指定された始点から終点の道順を説明する。
【材料及び作成の工夫】
自分を基準にした空間認知を把握できても、その基準がかわると左右がわからなくなる子供を対象に作成しました。ミニカーの進行方向によって左右が変わるので、楽しみながら学んでいます。道順は順序数の学習としても有効かと思います。
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タイトル グルグルまわして!
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・目と手の協応の力を高めていく。
・手掌の正しい使い方を学ぶ。
【使い方 】
手のひら全体でしっかりと棒を握ります。その状態で棒をグルグル回し(指先では回さない)、ひもの先端を容器の中に入れます。よく見ながら調整していきます。
【材料及び作成の工夫】
よく見ながら、手先の動きを調整していくことはすごく大切と考えます。ひもの先端は“どらやき”、容器の底には“どらえもん”となってます。楽しくどらやきを上げ下げしてました。よく見ること、手掌の正しい使い方を楽しみながら、学んでいきます。
資料
タイトル ならべよう!!
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
ものごとをひとつの要素に注目して比べる。(系列の思考)
【使い方】
ものごとの要素(大きさ、長さなど)に気づいて、その順序通りにカードを並べていく。
【材料及び作成の工夫】
数字を使った数の学習が入りにくい子供は、このような点に学びにくさがあると思います。目で見てわかるものから、“イメージが定着してない”と並び替えられないものまで、いろいろと考えながら、操作できると良いと思います。
資料
タイトル 返るフラッグ
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・正中線(体の中心の線)を越える身体部位の動き。
・自分なりの表現で楽しみながら手具を扱う。
【使い方】
音楽に合わせて、フラッグを扱う。その際、正中線を越える動きを特に意識して、身体部位を動かしていく。
【材料及び作成の工夫】
いくら回しても、旗がからまず、戻ってきます。なので、楽しく、グルグル回せます。その中で、正中線を越える難しい動きなどにせまれると良いと思います。
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タイトル 2L6本いりの箱!
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・ボディイメージを高める。
・体幹や身体部位をバランスよく扱っていく。
【使い方】
2個~5個(実態によって)のダンボールを両側からはさみこみ、その状態を維持したまま、身体をひねったり、反ったりする。
【材料及び作成の工夫】
ただのダンボールですが、このペットボトル2L6本入りの大きさがいくつかあると多様な活用ができます。上記のように個人で扱っても、両端からペアで挟みこんでも、いろいろと意識することができます。
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タイトル パズルで学ぼう
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
〇△□のピースを使い、形作りをしていく中で、大きさの違いに気づく。
【使い方】
教員が提示したものと同じ形や大きさでピースを組み合わせる。
【材料及び作成の工夫】
ピースの数で量の比較ができます。図でいうと、“中くらい”を理解していくことが難しいようです。暗転をして、見た目としても、操作しやすく配慮しました。
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タイトル ペットボトルハードル
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・中学部、体育の跳躍運動の際に使いました。
・正しい姿勢で走ったり、さまざまな動きにつながる両足跳躍をしたりするための教材です。
【使い方】
ひとつひとつ跳び越えたり、4~5個をまとめて置いて遠くに跳んだりして“またぐ”“遠くに跳ぶ”等を意識させる。
【材料及び作成の工夫】
走ったり、跳んだりする時の足の動かし方をイメージすることが難しい場合があります。目で見て、その距離感や高さにイメージを持って取り組めるように作りました。置いていく数で実態に合わせた距離感を設定できます。
資料
タイトル マトリックス
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・縦軸と横軸の関係性を理解し、情報を整理していく力を高める。
【使い方】
同じ“色”“量”“形”等の属性に注目し、表を埋め、教員が指差したパネルついて言葉で説明する。例「きいろいまるです」「おとこのこがないています」など
【材料及び作成の工夫】
使い方は同じですが、中身のパネルを替えていくことで、いろいろ考えさせることができます。色と形だったり、量だったり、表情だったり、情報を読み取っていくことが難しく、また、それを言葉にしていくことも難しい場合があります。それらを操作しながらできることをねらい作成しました。
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タイトル あわせると?わけると?
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・国語・数学で使用している。
・数の合成・分解について、具体物の操作を通して、理解していく。
【使い方】
・左図であると、かにとかめがあわせて何匹いるか、もしくは、全体の数をいくつといくつにわけられるかを具体物と数の操作で伝えていく。
【材料及び作成の工夫】
・確かな数の概念を獲得したり、“足し算”“引き算”に具体的なイメージを持ったりすることはとても大切だと考えます。そのような実態の子供のためにつくりました。数字は暗転しています。
資料
タイトル 文章の達人セット
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
助詞を上手に使えるようになる。それを軸に接続詞や形容詞にも興味を持てるようにする。
【使い方】
①絵カードを見て何をしているか答える。
②正しく言えたら文章を書く。このとき助詞は強化・強調するために、あえてカードを貼る。
③正しく言う・書くことができたらほめる。
【材料及び作成の工夫】
・新たなことを教えるのではなく、子どもたちが持っている力を引き出すように、称賛する。
・子どもたちが分かる絵カードや写真を使用する。
・子どもたちができるようになって自信を持つと、自然と「パクパク」「クルクル」などの表現を使ったり、書いたりできるようになってきます。
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タイトル 改札
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
ICカード(Suicaなど)や切符の利用を、実際に即して行える。
【使い方】
普通の改札のように設置。ただし、改札のバーは手動。
【材料及び作成の工夫】
二人で協力して作りました。
資料
タイトル ちょうちょ結びの練習
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
ちょうちょ結びの習得。
【使い方 】
ひもを結ぶ。
【材料及び作成の工夫】
実際のものに合わせてイメージできるようにしました。
資料
タイトル 写真パズル
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・自分で決めた活動を遂行する。
・ヒントを聞いてパズルを完成させる。
・手指の巧緻性を高める。
【使い方】
いたってシンプルなパズルです。
【材料及び作成の工夫】
生徒が好きなテーマの写真(生徒と相談して決めました。)をラミネート加工し、切りました。ただし切り方は、文字列やロゴマークの部分に切れ目を入れるなど、「言葉のヒント」が入れやすくなるように計算しています。
資料
タイトル 足型マット
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
行動を促す。
【使い方】
マットの上で着替えるということの因果関係を示すために使用した。
【材料及び作成の工夫】
着替える場所がレザークラフト室になり、「着替え」という行動が滞ってしまった生徒がいました。そのため、場所にポイントを置くのではなく、「マットの上」を定着し、主体的に行動できるよう促しました。段階としては、個室に入りマットの上で着替える→少し広い所でマットの上で→レザークラフト室でもマットの上で。
資料
タイトル 見通しをもって活動する
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
生徒が主体的に取り組める。
【使い方】
終わったら、磁石をはずしていく。
【材料及び作成の工夫】
お子さんによって、どんな方法が適しているのかを判断することが大切だと思っています。今回は、この方法によって、ある生徒は、活動が主体的になりました。
資料
タイトル 手首を上手につかってすくおう
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
手首を上手に使えるようになる。
【使い方】
おたまを使って、スーパーボール・米などをすくう。子どもによって、2回すくう、器の線まですくうなど、課題を設定して行う。
【材料及び作成の工夫】
・お米に色をつけるなど、子どもが興味を持つようにした。
・お米、パチンコ玉、スーパーボールなど、様々な形、重さのものを用意し、課題に応じて選べるようにした。
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タイトル 果物の木
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
手を伸ばして対象物をつかみ取る。
【使い方】
枝に付けられた網の部分に果物(模型でも、本物でも。)のひもを通せば準備完了!ひもの通し方で、必要な力を調整できます。
【材料及び作成の工夫】
「果物狩り」のセットには色々な種類(洗濯ばさみやマジックテープなど)があると思います。今回のものは、“意識して対象物に手を伸ばし”、“ほどよい少しの力で取ることができる”ことに主眼を置いて作成しました。網部分は100円ショップの鉢底ネットを切って縫い付けています。
資料
タイトル 売上表
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
いくつ製品が売れたかを確認し、完売までの見通しを持つ。
【使い方】
・製品が1つ売れたらマグネットを1つずつ貼っていきます。50個売れたらゴール!(完売)
【材料及び作成の工夫】
作業班(エコ班)になじみのあるペットボトルキャップを、ホットボンドで磁石に貼り付けただけ!「きっと完売する!」と信じて、完売をゴールと設定してつくっています。実際の頒布のときには生徒がこの表を見ながら「残り限定〇個です!」と呼び込みに活用していました。
資料
タイトル ふきんたたみ
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・手元を見て取り組む。
・色のマッチング
【使い方】
①布巾の端にあるスナップボタンを留める。
②4つ折にして丸める。
③布巾と同じ色の紙コップに入れる。
【材料及び作成の工夫】
手元を見て作業するために、凹凸の面を見て留めるスナップボタンを使用した。
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タイトル オーガンジー入れ
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・指先や体全体を使った動きを引きだす。
・見るべきところに気持ちを向けやすくする。
・手元を見て布を引き出したり入れたりする。
【使い方】
・指でつまんでオーガンジーをひっぱる。
・両手を使ってオーガンジーをしまう。
【材料及び作成の工夫】
・手に入りやすく穴が横に広いティッシュの箱を使うことで、少しの力でも自分だけで取り出したりしまったりしやすくした。
資料