教材・教具

特別支援教育自作教材教具ライブラリー

タイトル 大正琴のピック棒
対象 知的障害
肢体不自由
概要  音楽の担当教諭の要望に応じて作成した補助具です。大正琴を弾くときに弦をピックで弾きますが、指先をうまく使えない生徒が利用できるように棒の先にピックをつけました。自由に角度を変えられます。手を引いて弦を弾くことや、押して弾くことにも対応できるようにしました。
資料
タイトル 足し算カード
対象 知的障害
概要 足し算をイメージ化して定着を図るために作成しました。表面は数字同士の足し算を、裏面には足される数のドットを示しました。そして、足す数がドットで示された透明なシートを重ねることで、足し算の和を表すようにしました。
*写真上左は、式のカード、右は足される数(薄いみどり色)に足す数(濃いみどり色)を重ねたものです。
*写真下は、6+3の計算に使うドットカードです。
資料
タイトル 切符を買おう
対象 知的障害
概要 パワーポイントを用いて、切符の自動販売機を再現してみました。タッチパネルに見立てています。児童がパソコンの画面にタッチしたら、次の画面に切り替えます。(マウスをクリックなどして)
資料  券売機画像.pdf 1687
タイトル やさいやさん
対象 知的障害
概要 ビニールの野菜の中にスズを入れ、抜いた時に音も楽しめるようにしました。
制作者は「やさいさん」の絵本の読み聞かせの後、野菜を畑から抜く動きを取り入れた活動で使用しました。
資料
タイトル 飛んでけ~!
対象 知的障害
概要 ゴムの反動を利用して、コップの中に入れた物を飛ばします。
資料
タイトル はしれ!カーズ!
対象 知的障害
概要 車を走らせるイメージが持てるように「はたらくくるま」のパネルシアターを行った後に、活動しています。いくつかある車の中から自分で好きな車を選んで走らせます。
資料
タイトル 姿勢チェックシート
対象 知的障害
概要 姿勢に課題のある児童生徒の写真を撮り、このシートを重ねるだけでゆがみが確認できます。身体の学習を行う際、学習前と学習後とを速やかに比較することができます。
資料
タイトル ひらがなブロック
対象 知的障害
概要 本教材の「ひらがなブロック」は、型と型板を木材で作成しました。木材で作成することにより、児童が投げたり噛んだりしても壊れにくく安全で、操作しやすいという特徴が挙げられます。型には、一つずつマグネットをつけ、ホワイトボード等に貼り、一覧として掲示できるようにしました。型板は、ブロック10文字がぴったりと入るように作成し、児童が型を入れた際に達成感を味わうことができるようにしました。
資料
タイトル ぶたさん、何を食べてきたの
対象 知的障害
概要 『なにをたべてきたの?』という絵本の世界を体験するために作った教材です。ぶたの身体の後ろ側にセロファンを巻いた蛍光灯が設置してあり、スイッチで操作ができます。口は穴になっており、入れた果物と同じ色に光る仕掛けにしました。また、スピーカーを設置し、録音したぶたのセリフを再生することで、実際に喋っているような仕掛けも施してあります。ぶたと果物はブラックライトで光り、暗くした教室で活動することで注目しやすくなります。
資料
タイトル 学習表示カード
対象 知的障害
概要 視覚的に分かりやすい絵や図、言葉などの表示や提示物によって、各児童が行動することが分かることをねらい作成しました。各児童の分かりやすさに応じて必要な表示を作り、行動をスムースに促す手助けとなっています。教員、支援員等が、言葉で注意や助言をすると、どうしても言葉数が多くなってしまう傾向があるため、表示や掲示物によって、各児童の自発的な行動を引き出すためには効果が上がっています。
資料
タイトル 比較お金そろばん
対象 知的障害
概要 お金の学習で、まずは、数の大小を一目見て比べられることをねらい作成しました。数の大小から、段階を踏み、お金の大小へと学習を積み重ねました。
資料
タイトル 「重さ」の学習道具
対象 知的障害
概要 重さの量感覚を養うことと、上皿ばかりの読み方や使い方を覚え、「重さ」を正しく量ることをねらいとして、作成しました。
資料
タイトル オンリーワン
対象 知的障害
概要 ビー玉とボードを使ったゲームです。手指の巧緻性の向上を、楽しみながら取り組めることをねらい作成しました。
資料
タイトル タオルたたみの練習タオル
対象 知的障害
概要 児童がタオルや衣類をたたむ際、「角と角を合わせる」ことが難しい様子を見て、角に目印をつけてみました。同じ色の目印を重ねることで、タオルの角と角を合わせてたたむことができます。
資料
タイトル キューブシンボル
対象 知的障害
肢体不自由
概要 この教材は、操作面に課題のある肢体不自由のある子供達が、自分で操作して絵カードコミュニケーションやスケジュールボードに活用するためのシンボル教材です。100円ショップで売っている縦3㎝、横3㎝、高さ1.5㎝の木片にラミネートしたシンボルを貼り付けました。普通のカードに比べて握りやすく、立体であるため、子供達も理解しやすいようです。握れない子供も指差し等で伝えることができています。
資料
タイトル タブレット端末の誤操作を防ぐ板(2択ver)
対象 知的障害
肢体不自由
概要 近年、イラストでのコミュニケーションVOCAアプリ「DropTalkHD」が教育現場で盛んに使われるようになってきたが、肢体不自由のある児童生徒は、意図せず画面の他の部分を触ってしまうなどの誤作動が多く、失敗体験を積んでしまいがちです。そこで、このように、塩ビ板を「DropTalkHD」のキャンバスの配置に合わせて穴をくり抜くことによって、手全体で触れても確実にシンボルを選び、鳴らすことができます。
資料
タイトル 六角くん(ワンボックスカー)
対象 知的障害
概要 組み合わせの判断力、手指の巧緻性を育てることをねらいとする教材です。六角L-レンチ工具練習具。車型の板に大・小のネジ穴があり、それぞれの穴にリングボルトを入れ、六角L-レンチで留めていく教材です。
資料
タイトル ボルトー君(ファミリータイプ)
対象 知的障害
概要 組み合わせの判断力、手指の巧緻性、微妙な調整力を育てることをねらい作成しました。自立活動の時間における指導や、学習の待ち時間などで見通しを持ち、一人でできる課題としても使用できます。子供の興味を引く車の形にすることで楽しく学習できるように工夫しました。また、ボディーを立てて作業できるように補助台も作成しました。
資料
タイトル プラスねじ・ねじ君(大・小)
対象 知的障害
概要 手指の巧緻性、持続性、集中力を育てることをねらい作成しました。自立活動の時間における指導や学習の待ち時間等にも一人で取り組める課題として活用することができます。プラスドライバー練習具。ネジ穴にネジを入れ、ドライバーで締める教材です。
資料
タイトル 数字ボード
対象 知的障害
概要 数の学習をする際に用います。1つ目の使用方法としては、書かれた数字に対応するように、マグネットを貼った積み木を置いていき、数字と実際の物の数のマッチングを学習するのに用います。2つ目の使用方法としては、掛け算の学習に用います。縦と横に1~9の数字の書かれたマグネットを置き、掛け算の答えの数字の数だけ積み木を置いていきます。掛け算の答えの数を積み木で表すので、視覚的にわかりやすくなります。
資料
タイトル 足し算・引き算(~10まで)の計算補助具
対象 知的障害
概要 足し算や引き算など計算の際に使う補助具です。市販のタイルを使用し、決められた枠の中で行うことでスムーズな計算を行えるようになっています。また、枠の幅をタイル5個分で固定することで5の概念を養えるように配慮しています。
資料
タイトル ふるい分け&色のマッチング
対象 知的障害
概要 木材を貼り合わせて使用し、両面で違う課題に取り組めるようになっています。表面では、棒とペットボトルを使用し、「リングタワー」と「ボール入れ」が行えるようになっています。目と手の協応、物の認識を高めることをねらいとしています。裏面では、4色の棒と4色のリングを使い、色のマッチングが行える「木のリングタワー」が行えるようになっています。手指の巧緻性、色の判別、認識を高めることをねらいとしています。
資料
タイトル めざせ!!ちょうちょむすび
対象 知的障害
概要 段ボールの台紙に靴に見立てたフェルトを貼り、穴をあけ、ひもを通せるようにしました。ひも通し、かた結び、ちょうちょ結びの練習に使います。ひもを増やし、色を分けることにより、固結びができるようになりました。何度も何度もひもが短くなるまで行うこともできています。その動作と平行に結んだものを施す練習も行っています。 
資料
タイトル 一日のスケジュールボード
対象 知的障害
概要 言葉を介してのコミュニケーションや理解が難しい児童に配慮したスケジュールボードです。視覚的な支援をすることで一日の見通しが持てるようにしています。課題が終わったら写真と赤いマグネットをはがし、下校時には全て無くなるようになっています。見通しを持つと共に、達成感を味わい、児童が自分で使いこなせるような物にしました。
資料
タイトル 紙粘土マグネット
対象 知的障害
概要 手指の巧緻性、集中力を高める、衝動性の緩和等のために、紙粘土製作を図工や生活単元の時間で行いました。表示用マグネットとして、様々な学習の時に利用ができています。今までに学習した登場人物や物であったり、数の学習のための身近な食べ物であったりと興味のあるものが題材なので、提示した時に注目する部分が目立ち、児童にとっては集中しやすい。何より自分達で根気強く、作り上げたマグネットであるため、大切に丁寧に扱おうとする意識が強くなります。
資料
タイトル この人だあれ?(ことば遊びカード)
対象 知的障害
概要 国語の時間に三行詩の学習をしました。それを参考に児童が友達の特徴を捉えながら、それぞれの様子を言葉に表しました。その際、最初の文字が名前になるように工夫し、また、算数や図工の時間に児童が円をコンパスで描いたり、文字をなぞったりしながら、児童自身が楽しめる物にしました。
資料
タイトル 切符券売機
対象 知的障害
概要 生徒に交通機関や公共施設を利用し、その利用方法を学ぶことを目的とし、作成した。社会体験学習や遠足の事前学習(生活単元)の時間に活用した。iPadを差し込む場所に、専用の自作アプリを入れると切符の券売機となる。また、お金を入れる場所やおつりが出る場所もあり、実際の券売機と近くなるように工夫をした。
資料
タイトル ひらがなカード
対象 知的障害
概要 平仮名習得のために作成した。

① あ~をまで、児童の好きなもの、分かりやすいものを絵カードにする。
② 絵に合う平仮名を絵カードの下に貼る。
③ 書くことにも興味があったため、カードと同じ絵で文字なぞりも行う。
④ ②③を継続して行うことで、平仮名が読めるようになった。
* 同じやり方で、片仮名バージョンも行った。
資料
タイトル ぞうきんき
対象 知的障害
概要 ・下肢の安定及び手を一緒に動かす経験を積めるようにしました。
・木材と雑巾を組み合わせて作成しました。1枚の雑巾だと薄いので、2枚を縫い合わせて1枚にして、木の枠にボンドで貼り付けました。
・児童の実態に応じて、板の高さを変えることで、少しずつ雑巾がけに近い姿勢でできるようにしました。(初めは高く、段々と低くしていく)
資料
タイトル ガラガラポン
対象 知的障害
概要 主体的に学習に取り組むことが苦手な児童も、思わず注目して、やってみたいという意欲を引き出すことをねらい、作成した。カラーボールを入れて、レバーをまわし、出てきたボールの色分けをすることを通して、国語・算数の学習で活用している。
資料
タイトル 地図で学ぼう!
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・ある物事を中心にした空間認知(今回は走らせるミニカーを基準にした左右等)を考える。
・順序を理解する。
【使い方】
・教員が提示した道順どおりにミニカーを走らせる。
・指定された始点から終点の道順を説明する。
【材料及び作成の工夫】
自分を基準にした空間認知を把握できても、その基準がかわると左右がわからなくなる子供を対象に作成しました。ミニカーの進行方向によって左右が変わるので、楽しみながら学んでいます。道順は順序数の学習としても有効かと思います。
資料
タイトル グルグルまわして!
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・目と手の協応の力を高めていく。
・手掌の正しい使い方を学ぶ。
【使い方 】
手のひら全体でしっかりと棒を握ります。その状態で棒をグルグル回し(指先では回さない)、ひもの先端を容器の中に入れます。よく見ながら調整していきます。
【材料及び作成の工夫】
よく見ながら、手先の動きを調整していくことはすごく大切と考えます。ひもの先端は“どらやき”、容器の底には“どらえもん”となってます。楽しくどらやきを上げ下げしてました。よく見ること、手掌の正しい使い方を楽しみながら、学んでいきます。
資料
タイトル ならべよう!!
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
ものごとをひとつの要素に注目して比べる。(系列の思考)
【使い方】
ものごとの要素(大きさ、長さなど)に気づいて、その順序通りにカードを並べていく。
【材料及び作成の工夫】
数字を使った数の学習が入りにくい子供は、このような点に学びにくさがあると思います。目で見てわかるものから、“イメージが定着してない”と並び替えられないものまで、いろいろと考えながら、操作できると良いと思います。
資料
タイトル 返るフラッグ
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・正中線(体の中心の線)を越える身体部位の動き。
・自分なりの表現で楽しみながら手具を扱う。
【使い方】
音楽に合わせて、フラッグを扱う。その際、正中線を越える動きを特に意識して、身体部位を動かしていく。
【材料及び作成の工夫】
いくら回しても、旗がからまず、戻ってきます。なので、楽しく、グルグル回せます。その中で、正中線を越える難しい動きなどにせまれると良いと思います。
資料
タイトル 2L6本いりの箱!
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・ボディイメージを高める。
・体幹や身体部位をバランスよく扱っていく。
【使い方】
2個~5個(実態によって)のダンボールを両側からはさみこみ、その状態を維持したまま、身体をひねったり、反ったりする。
【材料及び作成の工夫】
ただのダンボールですが、このペットボトル2L6本入りの大きさがいくつかあると多様な活用ができます。上記のように個人で扱っても、両端からペアで挟みこんでも、いろいろと意識することができます。
資料
タイトル パズルで学ぼう
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
〇△□のピースを使い、形作りをしていく中で、大きさの違いに気づく。
【使い方】
教員が提示したものと同じ形や大きさでピースを組み合わせる。
【材料及び作成の工夫】
ピースの数で量の比較ができます。図でいうと、“中くらい”を理解していくことが難しいようです。暗転をして、見た目としても、操作しやすく配慮しました。
資料
タイトル ペットボトルハードル
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・中学部、体育の跳躍運動の際に使いました。
・正しい姿勢で走ったり、さまざまな動きにつながる両足跳躍をしたりするための教材です。
【使い方】
ひとつひとつ跳び越えたり、4~5個をまとめて置いて遠くに跳んだりして“またぐ”“遠くに跳ぶ”等を意識させる。
【材料及び作成の工夫】
走ったり、跳んだりする時の足の動かし方をイメージすることが難しい場合があります。目で見て、その距離感や高さにイメージを持って取り組めるように作りました。置いていく数で実態に合わせた距離感を設定できます。
資料
タイトル マトリックス
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・縦軸と横軸の関係性を理解し、情報を整理していく力を高める。
【使い方】
同じ“色”“量”“形”等の属性に注目し、表を埋め、教員が指差したパネルついて言葉で説明する。例「きいろいまるです」「おとこのこがないています」など
【材料及び作成の工夫】
使い方は同じですが、中身のパネルを替えていくことで、いろいろ考えさせることができます。色と形だったり、量だったり、表情だったり、情報を読み取っていくことが難しく、また、それを言葉にしていくことも難しい場合があります。それらを操作しながらできることをねらい作成しました。
資料
タイトル あわせると?わけると?
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・国語・数学で使用している。
・数の合成・分解について、具体物の操作を通して、理解していく。
【使い方】
・左図であると、かにとかめがあわせて何匹いるか、もしくは、全体の数をいくつといくつにわけられるかを具体物と数の操作で伝えていく。
【材料及び作成の工夫】
・確かな数の概念を獲得したり、“足し算”“引き算”に具体的なイメージを持ったりすることはとても大切だと考えます。そのような実態の子供のためにつくりました。数字は暗転しています。
資料
タイトル 文章の達人セット
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
助詞を上手に使えるようになる。それを軸に接続詞や形容詞にも興味を持てるようにする。
【使い方】
①絵カードを見て何をしているか答える。
②正しく言えたら文章を書く。このとき助詞は強化・強調するために、あえてカードを貼る。
③正しく言う・書くことができたらほめる。
【材料及び作成の工夫】
・新たなことを教えるのではなく、子どもたちが持っている力を引き出すように、称賛する。
・子どもたちが分かる絵カードや写真を使用する。
・子どもたちができるようになって自信を持つと、自然と「パクパク」「クルクル」などの表現を使ったり、書いたりできるようになってきます。
資料
タイトル 改札
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
ICカード(Suicaなど)や切符の利用を、実際に即して行える。
【使い方】
普通の改札のように設置。ただし、改札のバーは手動。
【材料及び作成の工夫】
二人で協力して作りました。
資料
タイトル ちょうちょ結びの練習
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
ちょうちょ結びの習得。
【使い方 】
ひもを結ぶ。
【材料及び作成の工夫】
実際のものに合わせてイメージできるようにしました。
資料
タイトル 写真パズル
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・自分で決めた活動を遂行する。
・ヒントを聞いてパズルを完成させる。
・手指の巧緻性を高める。
【使い方】
いたってシンプルなパズルです。
【材料及び作成の工夫】
生徒が好きなテーマの写真(生徒と相談して決めました。)をラミネート加工し、切りました。ただし切り方は、文字列やロゴマークの部分に切れ目を入れるなど、「言葉のヒント」が入れやすくなるように計算しています。
資料
タイトル 足型マット
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
行動を促す。
【使い方】
マットの上で着替えるということの因果関係を示すために使用した。
【材料及び作成の工夫】
着替える場所がレザークラフト室になり、「着替え」という行動が滞ってしまった生徒がいました。そのため、場所にポイントを置くのではなく、「マットの上」を定着し、主体的に行動できるよう促しました。段階としては、個室に入りマットの上で着替える→少し広い所でマットの上で→レザークラフト室でもマットの上で。
資料
タイトル 見通しをもって活動する
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
生徒が主体的に取り組める。
【使い方】
終わったら、磁石をはずしていく。
【材料及び作成の工夫】
お子さんによって、どんな方法が適しているのかを判断することが大切だと思っています。今回は、この方法によって、ある生徒は、活動が主体的になりました。
資料
タイトル 手首を上手につかってすくおう
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
手首を上手に使えるようになる。
【使い方】
おたまを使って、スーパーボール・米などをすくう。子どもによって、2回すくう、器の線まですくうなど、課題を設定して行う。
【材料及び作成の工夫】
・お米に色をつけるなど、子どもが興味を持つようにした。
・お米、パチンコ玉、スーパーボールなど、様々な形、重さのものを用意し、課題に応じて選べるようにした。
資料
タイトル 果物の木
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
手を伸ばして対象物をつかみ取る。
【使い方】
枝に付けられた網の部分に果物(模型でも、本物でも。)のひもを通せば準備完了!ひもの通し方で、必要な力を調整できます。
【材料及び作成の工夫】
「果物狩り」のセットには色々な種類(洗濯ばさみやマジックテープなど)があると思います。今回のものは、“意識して対象物に手を伸ばし”、“ほどよい少しの力で取ることができる”ことに主眼を置いて作成しました。網部分は100円ショップの鉢底ネットを切って縫い付けています。
資料
タイトル 売上表
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
いくつ製品が売れたかを確認し、完売までの見通しを持つ。
【使い方】
・製品が1つ売れたらマグネットを1つずつ貼っていきます。50個売れたらゴール!(完売)
【材料及び作成の工夫】
作業班(エコ班)になじみのあるペットボトルキャップを、ホットボンドで磁石に貼り付けただけ!「きっと完売する!」と信じて、完売をゴールと設定してつくっています。実際の頒布のときには生徒がこの表を見ながら「残り限定〇個です!」と呼び込みに活用していました。
資料
タイトル ふきんたたみ
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・手元を見て取り組む。
・色のマッチング
【使い方】
①布巾の端にあるスナップボタンを留める。
②4つ折にして丸める。
③布巾と同じ色の紙コップに入れる。
【材料及び作成の工夫】
手元を見て作業するために、凹凸の面を見て留めるスナップボタンを使用した。
資料
タイトル オーガンジー入れ
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・指先や体全体を使った動きを引きだす。
・見るべきところに気持ちを向けやすくする。
・手元を見て布を引き出したり入れたりする。
【使い方】
・指でつまんでオーガンジーをひっぱる。
・両手を使ってオーガンジーをしまう。
【材料及び作成の工夫】
・手に入りやすく穴が横に広いティッシュの箱を使うことで、少しの力でも自分だけで取り出したりしまったりしやすくした。
資料
タイトル プットイン
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・手元を見て取り組む。
・両手を使った活動をとおして、操作性の向上を図る。
【使い方】
片方の手でケースを持ち、木のペグを入れる。
【材料及び作成の工夫】
・紙製のケース(ポテトチップスの容器)で作ったため、穴があけやすかった。
・上におはじきが入る穴をあけ、2通りのプットインが1つの教材でできるようにした。
資料
タイトル ボールの色分け
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・枠とボールの色を見比べて取り組む。
【使い方】
・ボールと同じ色の枠を見つけて、ボールを入れる。
【材料及び作成の工夫】
・色の配置を変えられるように、シールを貼った台紙を枠に入れるだけにした。
・100円ショップでそろう材料ばかりなので、手軽に作ることができる。
資料
タイトル しましまボール
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・ボールの動きを目で追いやすくする。
・自分とボールの距離感を取りやすくする。
【使い方】
ボール運動全般(投げる・取る・蹴るなど)で使用
【材料及び作成の工夫】
・ボールを追いやすいように、黄色の地に黒いテープを巻いて使用した。
・見えやすくなったことで、子ども自身が自分からボールに触る場面が多くなった。
資料
タイトル 金種(硬貨)の確認表
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
国語算数の個別学習で使用していました。金種(硬貨)の識別を学習できます。
【使い方】
・金種の写真を見て、ラミネート加工した金種を、隣の枠内にはめます。
・金種の組み合わせた物も用意し、初歩の「合わせていくらか」も学習できるようにしました。
【材料及び作成の工夫】
・金種(硬貨)の識別ができるか等の認知面や初歩の「合わせていくら」を理解しやすいように本物の写真にこだわって作りました。
・本物のお金の方が親しみやすく理解しやすいのですが、管理の問題から紙面をラミネート加工して工夫しました。
資料
タイトル 行事の流れ(卒業式Ver.)
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
行事への見通しが持てるようにと思い、作成しました。
【使い方】
・基本的には見て一緒に確認します。分かりにくいところは、指差しして伝えます。
・終わった項目は線を引いて終わったことが分かるようにします。
【材料及び作成の工夫】
・アナログ表示を用意することで、体育館での時間の確認がしやすく、かつ分かりやすくしました。
・写真はメインの活動や、目立つ場面、人を入れることで、理解しやすくしました。
・折りたたんで使えるよう、大きさ、構成を工夫しました。
資料
タイトル 型はめ
対象 知的障害
概要 【 使用目的(ねらい)】
国語算数の個別学習で使用します。〇△□の弁別、大小の識別を学習できます。
【使い方】
・〇△□の図形を、同じ形の場所にはめます。
・大小を区別して型にそれぞれの形をはめていきます。
【材料及び作成の工夫】
・〇△□の弁別、色の識別ができるか等の認知面や大小理解を促すために作成しました。
・ぴったりにこだわる子どもに使用したものだったので、あえて余りがあるようにしました。
資料
タイトル ボタン通し
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・手指の操作性を高める
・1~10まで順番どおりに通す
【使い方】
数字への理解や興味がある場合は、1から順に通していく。
【材料及び作成の工夫】
〔フェルト、紐、ボタン〕
フェルトで作成しているため、比較的扱いやすい。また、魚の形にしたことで興味を持って取り組んでくれることが多い。
資料
タイトル 色と形合わせカード
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
「色と形合わせ」の活動時に使用。欲しいブロックや個数を指さしや言葉で伝えられるようにする。
【使い方】
カードの中から指さしや言葉(~ください/○個ください)を使って、欲しいピースやその個数を伝える。
【材料及び作成の工夫】
言葉だけで伝えることが難しい子のために、補助教材として作成した。
資料
タイトル ピンポン玉落とし(呼気訓練)
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
口をすぼめる・息を長く吹くなどの動きを通して、息のコントロールや発声練習につなげる。
【使い方】
ピンポン玉に息を当てながら穴に落とす。実態に応じて坂の角度を変える。
【材料及び作成の工夫】
〔ダンボール、ピンポン玉、カッター、ガムテープ〕
実態に応じて難易度を変えられるように、穴が開いている部分の角度を調整できるようにした。
資料
タイトル 個人用日課表
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・日程を視覚的に伝えることで、
 ①活動に見通しを持つ。
 ②予定の変更を予告する。
・不安を軽減することで、本来の活動に参加しやすくなり、課題に集中できるようにする。
【使い方】
①朝、教室の日程表を見ながら、一緒に日課表を作る。
②一つ活動が終わったら、「終わり」とサインと言葉で確認して一つはずす。
③「次はなに?」と活動の確認をする。次の行動や移動先をサインと言葉、写真などで確認する。
④定着してきたら一人で使う。
【材料及び作成の工夫】
シンプルに、必要な情報だけが目立つようにした。終わったら、はずしてなくなる。→「最後は全部なくなる。」というわかりやすさを大切に、情報がどんどん足されてわかりにくくなることを避けた。
資料
タイトル 木製パズル
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
絵、文字、つなぎ目といった視覚情報からピースを合わせてはめ込む課題を行い、達成感を得る。
【使い方】
写真を手本にして、はめ込み作業をおこなう。
【材料及び作成の工夫】
季節的にふさわしい題材にして、意欲を持たせて、色やデザインを豊富にし、視覚情報を多様なものにした。手触りも滑らかにして、感触も楽しめるようにした。
資料
タイトル 重複ツムツム
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・所定の場所まで、物を運ぶ
・物を置く(積む)
【使い方】
赤い枠までダンボール箱を運び、積んでいく。
【材料及び作成の工夫】
・少し重さが出るように、中にペットボトルを入れた。
・楽しみながら活動に取り組むために、「積むと何かが出来上がる」ようにした。
資料
タイトル 腕を伸ばそう!
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・腕を伸ばす
・体の可動域を広げる
【使い方】
土台になる布地は黒板に付ける。
マジックテープでついたボールを取る。
腕を伸ばせるよう、徐々に高さを変えておこなう。
【材料及び作成の工夫】
個別の自立活動で取り入れた。
生徒が好きなボールを使い、自然と腕を伸ばせるようにした。
資料
タイトル スリット玉入れ
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
手指の巧緻性を高める。
【使い方 】
ビー玉や数え棒をつまみ、穴に入れて使う。
【材料及び作成の工夫】
押し込むなど、指先に力を入れられるように穴を切れ込みにしました。
資料
タイトル 文字を知ろう
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
文字の形(違い)に気づく
【使い方】
①文字を表面にして並べ、『〇〇のあ』等、一文字ずつ読む/T
②読み上げられた文字を選択する/S
③文字を裏返し、裏面の絵で文字との一致を確認/S
【材料及び作成の工夫】
・自ら正誤を確認することで、興味を抱きながら学習出来る様にした。
・一枚のカードの大きさは、比較対象のためにカードを5枚ほど机上に並べた状態で生徒の視野に入る大きさで作成した。
・文字に対し数枚の絵を用意し、多くの絵から文字への気づきを広げられるようにした。
資料
タイトル しごとを覚えよう!
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
好きなCMやドラマに出てくる写真を使って、自分たちの身近な仕事の名前と内容を覚え、仕事観を広げる。
【使い方】
プリントで写真を見ながら職業名を学習した後に、その内容の復習として、黒板に拡大写真と職業名を貼る。同じ写真でカードのマッチングゲームを行う。
【材料及び作成の工夫】
楽しみながら意欲的に様々な仕事の内容と名前を3段階で学習している。カードのマッチングゲームでは、引いた時には、その職業名を言うというルールで行い、必ず職業名を答える機会を作っている。そのため、自分の順番ではなくても、他の生徒が引いた写真を見たり、他の生徒が言った職業名を聞いたりして、お互いの学習を深め合うことができる。また、集中力や他者への意識、集団ゲームでのルール・マナーなども併せて身に付けていくことができる。
資料
タイトル ひとりでパンチをしよう
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
主体的に活動できることと、紙を無駄なくパンチできることを目的に作りました。
【使い方】
型を抜くごとにマークをひとつずつずらして型を抜いていく。
【材料及び作成の工夫】
パンチの上下左右の調節が難しい様子だったのと、間の感覚を調節することも難しい様子だったのでその点を支援できるものを作りたいと思いつくってみました。実際使ってみたところ、まだまだ改良の余地がありました。
資料
タイトル 見通し支援
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
普段と違う活動だったり、今までと違う活動をするときに見通しを持って最後まで落ち着いて参加できることを目的に作りました。
【使い方】
終わるごとに項目にチェックする。
【材料及び作成の工夫】
マーカーでチェックするように1度作りましたが、消えづらいこととマーカーを持つと他の部分に書き始めてしまうのでマジックテープでチェックするようにしました。
資料
タイトル 11匹のねこ 袋の中セット
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
物語に沿って、各場面で活動を設定し、子どもに興味を持たせながら、学習を行う。
【使い方】
物語の順に活動を行う。
 1 花畑 花刺し
 2 木 果物入れ&名刺理解
 3 ローラー引き ゴムの引っ張りっこ
 4 ウヒアハ ウヒアハ倒し
活動は子どもの実態に合わせて変更可。
【材料及び作成の工夫】
・パネルシアター、段ボール等、各活動で必要な物
資料
タイトル めくりカレンダー
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
週や月、行事までの見通しを持ちやすくするために使用する。
【使い方】
帰りの会で、今日の振り返り後に使用する。
 「今日」の札を隣に移し、終わった日のカードをひっくり返して、「〇」にする。
【材料及び作成の工夫】
・市販のウォールポケットカレンダーのポケット部分だけ再利用して、カードのみ作成。
・行事等には生徒の分かりやすいイラストを使用した。
資料
タイトル オーシャン
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
音楽や文化祭の発表の際に使用する。波の音を奏でる楽器
【使い方】
側面や背面に取り付けられたバーを上から下に回すことにより、ドラムが回転し、小豆が転がって波の音を奏でる。
【材料及び作成の工夫】
レインスティックやオーシャンドラムを使いたいが、持ち続けることが難しい。また友達と一緒に演奏したいがなかなか大きな音が出せない。そんな生徒に比較的、軽い力で回すことが可能かつ大音量で演奏できる装置です。側面を興味のあるものにアレンジすると視線が向きやすく、個に応じたオーシャンが作成可能です。中に4箇所の小豆の引っかかりポイントを作ることにより、大きな音が発生します。
資料
タイトル パネルシアターBLACK OR WHITE
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
パネルシアターをより簡単に手軽に両面使えるもの。
【使い方】
ブラックライトとホワイトライト(普通の蛍光灯)の両面で使用できるように工夫した。場面の展開や転換(昼夜とか)によって使い分けたり、題材によって変えてみたりする。
【材料及び作成の工夫】
ブラックライトシアターと一般的なパネルシアターの両方を手軽に行えるようにと製作した。
資料
タイトル 昔なつかし紙芝居
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
紙芝居はあったのだが、そのワクが手元になかったために製作した。
【使い方】
普通の紙芝居のやり方で、ふたを開けてパタンパタンと組み立てるところから始めると、子供たちは期待感を持って注目できる。
資料
タイトル 人形劇 まっくろネリノ
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
人形劇は子どもたちも大喜びだが、観るだけでなく、触れたり操作などで参加できるものを作成し、授業で主体的な活動を促す。
【使い方】
シナリオ原案を基本にいろいろと子供たちにあわせてアレンジしながら、人形の棒を子供に持たせて活動をする。
【材料及び作成の工夫】
子どもたちも参加できる人形劇を作成した。そのため、子供たちが触れた時の感触が心地よいように、材料は毛糸で作成した。観るだけよりも、『触れる人形劇』は子供に親しみが持て、ネリノたち人形をパタパタ飛ばして、子供たちの頬に触れると喜ぶ姿が見られた。
資料
タイトル 1から10の玉入れ
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
玉を入れる操作をすることで、1から10までの数を学習する。
【使い方】
短い棒から順番に玉を入れていく。数唱のできる児童生徒であれば、「1,2・・・」と言いながら棒に玉を入れていく。
資料
タイトル 拗音・促音チップ
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
拗音や促音を含む単語の正しい表記につなげる。
【使い方】
単語のイラストの下にある「こう〇」等の空欄に、複数の拗音チップ「きゃ」「きゅ」「きょ」、「ゃ」「ゅ」「ょ」「っ」等の中から正しいチップを選んであてはめる。
【材料及び作成の工夫】
・チップには、用意が簡単であり、手に取りやすい大きさであるペットボトルのキャップを使用した。
・「きゃ」「きゅ」「きょ」は黄色など、シールによって色分けをした。
・「こう〇」に「ちゃ」をあてはめるバージョンと、「こうち〇」に「ゃ」をあてはめるバージョンの2種類を用意し、「ちゃ」と「ゃ」のどちらも学習できるようにした。
資料
タイトル はたらく くるま
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・児童の興味関心を広げる。
・持ち手をしっかりと手で握る。
・音楽のリズムにのり、教員や友達と一緒に活動する。
【使い方】
小低・小高重複の合同音楽で使用。車の中に児童が入り、「はたらくくるま」の音楽が流れている間、リズムに合わせて歩く。
【材料及び作成の工夫】
・曲を聴いたことのある児童が多い、「はたらくくるま」を題材にした。
・持ち手となる部分は、児童の手で握りやすいサイズであるラップの芯を使用した。
資料
タイトル どうぶつたおし
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・選択する力の向上
・押す力の向上
・目標にものを置く力の向上
【使い方】
倒したい動物を3つの中から2つ選択し、目印に自分で置いてセットします。バーの赤い部分を押してスライドさせ、動物を倒します。
【材料及び作成の工夫】
・箱、画用紙、プラスチックの筒。
・握りやすい、スライドさせやすいように太めのものを用意した。・ある程度の力をかけて押さないとスライドできないように輪ゴムをはめて抵抗をかけた。
・動物を置く位置には目印にシールを貼った。
・台座が動かないようにベロクロテープで椅子に固定した。
資料
タイトル ゴルフボウリング
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・算数の学習で使用している。
・3までの数、色の識別を学習できる。
【使い方】
①ゴールに玉をセットしておく。
②樋を、ねらうコースにセットしてゴルフボールを置く。
③ゴルフボールが入った数の玉を自分のボトルに入れて得点とする。
④得点の数や、玉の色の学習をする。
【材料及び作成の工夫】
・材料:牛乳パック、ゴルフボール、雨樋、ペットボトル、ボール(玉)、ダンボール
・工夫:ゴールの牛乳パックに玉をセットして、ゴルフボールが入ったときに飛んだ玉がそのまま得点になるようにした。玉は遠くに飛んでいかないようにダンボールで後ろに壁を作った。ゴルフボールは、力の弱い児童にも勢い良く転がるように、傾斜をつけた雨樋でスピードが付けられるようにした。ゴルフボールが入った勢いでゴールの牛乳パックが起き上がったときにアンパンマンのキャラクターが出てくるようにした。
資料
タイトル 動物マッチング
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
一対一対応、形の学習。
【使い方】
動物の影(形)と動物の型をマッチングする。
【材料及び作成の工夫】
認識面を考慮し、具体物の操作を通して形の学習ができるようにした。動物の型は持ちやすいよう厚みのあるボードを使用している。
資料
タイトル 野菜かるた
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・ひらがなに親しむ。
・身の周りのものの名称を理解する。
【使い方】
かるた遊びをする。
【材料及び作成の工夫】
厚みのある台紙を使い、手で持ちやすいようにした。表と裏で文字の有る無しの違いを作り、児童の実態に応じて活用できるようにした。
資料
タイトル パーテーション
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・クールダウンや休憩場所のため
・集中できる環境設定のため
【使い方】
目的によって、壁際に立てたり児童のまわりに立てたりする。
【材料及び作成の工夫】
3面にすることで、壁際に立てたら小さな一つの空間になる。ダンボール製のため、倒れても危険ではない。
資料
タイトル どうぶつごはん
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・手指の操作、道具の操作
・数の学習、指示理解、弁別 などなど!
【使い方】
①・好きな動物にご飯をあげる(つまむ、スプーン、はし)  
・順番に配る
②指示通りにご飯をあげる(どの動物に何をいくつ、など、どんどん条件を増やしていけます)
【材料及び作成の工夫】
・紙粘土(絵の具、ラッカー)、スポンジ、ふた付き容器、ほか(すべて100均で購入)
・食べ物の素材は紙粘土、スポンジ、豆など、一人ひとりの課題に応じて色々な使い方ができます。
資料
タイトル 色々なプットイン
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・手指の操作性を高める。
・注視する。
・顔を上げて取り組む。
【使い方】
・指でつまみ、穴の中に落とす、押し入れる。
・刺さってあるものを引き抜く。
【材料及び作成の工夫】
視力が弱かったり、視野が狭かったりする児童が見やすいようにカラフルなストロー、白黒のコントラストがはっきりしたストローを用意した。穴はあえて小さくすることで注目しないと入らないようにした。ボトルキャップのプットインは目線を上げて取り組めるよう、高めの容器にした。
資料
タイトル ホースのひも通し
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・両手を使って取り組む。
・個数を数えたり、終わりの見通しをもつ。
・手元を見て取り組む。
【使い方】
ひもにホースを通しながら、ゾウの鼻やヘビの体を作っていく。
【材料及び作成の工夫】
ひもは片手で持っても折れないように縄とびのひもにした。つまみやすさ、通しやすさを考えてホースを短く切ったものを使用している。ゾウやヘビを完成させることで楽しく取り組めるようにした。
資料
タイトル つまんでポン!!
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・手指の操作性を高める。
・色の弁別。
・数をかぞえる。
【使い方】
トングでボールをつまみ、色分けをする。
【材料及び作成の工夫】
一つひとつのケースにまとめられるようにした。クリアケースを開き、片方にボールを出し、片方に土台を置いて、散らばらずに取り組めるようにした。土台にカラーシールを貼ることで色分けのヒントにした。数字シールを貼れば、数の学習にもなる。
資料
タイトル 大きい?小さい?
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
大小の概念を体験的な活動を通して学習する。
【使い方】
①魚釣りゲーム
②釣った魚をカバに食べさせる
大きい魚⇒大きいカバ
小さい魚⇒小さいカバ
【材料及び作成の工夫】
児童が楽しみながら、抽象的な概念を学習できればと思い製作した。魚は一種類につき大小1つずつ用意し、視覚的にも比較できるようにした。
資料
タイトル お弁当グッズ
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
・自分で好きな具材を選び、オリジナル弁当を作る。
・遠足への期待を高める。(小低)
【使い方 】
トレーに全部並べ、バイキング形式のようにする。児童にはフードパックを渡し、好きな物を選ばせる。お弁当ができたら、見立て遊びをする。
【材料及び作成の工夫】
興味関心を持てるように、様々な具材を用意した。遠足でお弁当を持っていくということで製作したが、おままごとのような見立て遊びでも使用可能。
資料
タイトル 自動販売機
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
自動販売機での一連の流れを経験する。
【使い方】
①コインを入れる(児童)
②飲み物を選びボタンを押す(児童)
③後ろから各種ラベルが貼ってある紙コップを落とす(教員)
④取り出し口に手を入れ、紙コップを取り出す(児童)
⑤紙コップに飲み物を注ぐ(教員)
【材料及び作成の工夫】
・背の低い児童、車椅子の児童が使いやすいように小さいサイズ(A4用紙が入っている箱二つ分)で作成した。
・本番で利用した自動販売機は松原団地記念公園のもの。コーヒーはあまり選ぼうとしないが、実際の自販機の下段にコーヒー系の物がたくさん並んでいたので、あえて取り入れた。(児童の視線的に目が行きやすいのが下段であり、間違って押してしまうこともあるため。)
・ボタンや取り出し口等は、実際の物に近づけた。
資料
タイトル プットイン
対象 知的障害
概要 使用目的(ねらい)
・手指の操作
・目と手の協応
使い方
穴にビー玉、ペグ等をはめ込む
材料及び作成の工夫
穴のサイズをビー玉やペグがちょうど入る大きさにすることで、穴をよく見て入れることや指先に力をこめることをねらった。入れるときに手ごたえがあり、子どもが「できた!」と感じやすい。
資料
タイトル パネルシアター「山の音楽家~友達の家をたずねよう~」
対象 知的障害
概要 使用目的(ねらい)
・ パネルシアターで注目する力をつける。
・動物のイラストや扉を使い、コミュニケーションする力をつける。
・手指の操作性を高める。

使い方
①パネルシアターは、教員が見せたり、たぬきやうさぎ等になったりしてパネル板に貼る。
②「山の音楽家」の歌の『タ、タ、タンタンタン』に合わせて楽器を鳴らす。
③歌や楽器を鳴らすと、扉が開いて動物が出てくる。
資料
タイトル 積み木模様あわせ
対象 知的障害
概要 全体を部分に分けて見ることが苦手な子に、全体を部分に分けて見る力をつける事をねらい、作成した。自立活動の時間における指導や、国語算数の学習で活用している。100円均一の材料を用いて作成した。色を4色に設定することで、実態に応じて難易度を変えることができるように工夫した。
資料
タイトル ビー玉ワッシャープットイン
対象 知的障害
概要 指先が不器用で、注意を向け続けることが苦手な子に、手指の操作性を高めたり、形の弁別を通して課題に注意を向ける力を育てたりする事をねらい、作成した。自立活動の時間における指導や、国語算数の学習等で活用している。100円均一やホームセンターで売られている材料を用いて作成した。入れ口の縁に色を塗り、その色と同じ色の容器に入れることで、どこに何を入れればいいのかを弁別しやすくなるよう工夫した。
資料
タイトル ころころレールボール
対象 知的障害
肢体不自由
病弱
聴覚障害
発達障害
概要 バドミントンシャトルのケースを縦に半分にして、磁石をつけて黒板等に貼り付けてレールにし、ボールを転がす教材をつくりました。ゴール地点はコップ等を使います。授業では、教員がコースを作り、ボールを転がして「みせる活動」にしたり、児童生徒がスタートからボールを転がす活動にしたり、ゴール地点や一部のレールのみを児童生徒に貼らせたり、と児童生徒の実態により様々な方法で活動できると思います。
資料
タイトル 電子黒板を使った自動販売機シミュレーター
対象 知的障害
概要 数学の授業でお金の学習をするためにプログラミングで自動販売機のシミュレーターを作成しました。模型のお金をコイン投入口に入れると画面に入ったお金が表示され、商品の値段以上のお金を入れるとランプ緑色に光り、電子黒板の画面をタッチすると商品が出てくるなど、まるで本物の自動販売機の前にいるような感覚になるように工夫しました。インスタントラーメン用もあり、こちらは番号を入力するタイプです。
資料
タイトル バーコードスキャナーを用いたレジスターシミュレーター
対象 知的障害
概要 数学及び生活単元学習で買い物の学習をするためにレジのシミュレーターを作成しました。実際のお菓子の箱にあるバーコードをスキャナをあて「ピッ!」とすると画面に商品の写真と値段が表示され、店員役は受け取ったお金を見てタブレットに表示されたお金をタッチすることで、いくら受け取ったか分かります。最後はタブレットの表示と同じ数のおつりを渡して終了です。暗算ができなくても楽しくお買い物の学習ができるソフトです。
資料
タイトル もぐらたたきゲーム・得点板
対象 知的障害
概要 注目・注視の力をつける事をねらいとして作成した。自立活動などの学習で活用している。ダンボールを用いて作成した。目で追うことができるよう横並びに3箇所の穴を開け、左右に意識が向くようにした。また、実態に応じた使い方ができるよう、段差をつけ、左右だけではなく、上下にも目が動かせるよう工夫した。ぬいぐるみを飾ることで、興味を持って取り組めるようにした。得点板は、対戦相手・色分け・数字・ドットを組み入れた。
資料
タイトル 五つ首のドラゴン&古代帆船アルゴ号
対象 知的障害
概要 文化祭ステージ発表の最終幕で使用した大道具。児童ができる演技や動きを活かしながら、大迫力のシーンとして観客席に伝わるよう作成した。敵のドラゴンに児童が操縦するギリシャ神話の船・アルゴ号で体育館のフロアーの花道を上って、立ち向かって行くという設定。ステージ練習期間はこの大道具を使って、児童は何度も練習を繰り返し、本番の発表に臨んだ。
資料
タイトル ストローロケット・ストラックアウト
対象 知的障害
概要 近隣小学校との交流及び共同学習において、課題解決学習を目的として作成した。特別支援学校小学部1年生と通常学級4年生との交流であったため、幅広い実態の小学部1年生の児童が操作でき、且つ通常学級の小学4年生にとっても楽しいものをと考えた。
 本教材はゴム動力によるストローロケットを使って、ストラックアウトをねらい得点を競うというものである。どの得点をねらうのかを相談・調整すること、高得点を出すことができたらハイタッチをすることなどを事前に伝えてから取り組んだ。
資料
タイトル なかよしカード
対象 知的障害
概要 【使用目的(ねらい)】
国語的な授業、「と」の使い方で使用。
【使い方】
黒板にランダムに貼り、関係のあるもの同士を「~と~がなかよしです。」と発表しました。
【材料及び作成の工夫】
・画用紙(ペン、水彩絵の具)、裏表両面で貼れるように間にマグネットを入れてあります。
・子供たちが普段の生活からイメージしやすい題材で作製。答え合わせは、裏返すとパズルになっていることで、子供たちのテンションも上がりました。
⇒発展・・「~と~がなかよしです。~~~で使うからです。」などの表現につなげる。
⇒応用・・道具の使い方の学習や、仲間さがしのゲームなど。
資料